

2025年12月26日
こんにちは。Fです。
最近、ふと昔好きだったドラマを見返すことがあります。
当時は気づかなかったセリフや登場人物の心情が、今はすっと胸に入ってくる。
年齢を重ねたからこそ、受け取れるものがあるのだと感じます。
20代中盤の頃、将来を思い描く余裕もなく、「このままでいいのだろうか」という不安ばかりが膨らんでいきました。
「年齢を重ねた先に、何が残るのだろう。体力も思考力も落ちていく中で、自分の居場所はあるのだろうか」。
そんな思考にとらわれていた頃、偶然出合ったのがドラマ『最後から二番目の恋』でした。
当時住んでいたシェアハウスのリビングでは、誰かがつけたテレビの音がいつも流れていました。
住人同士の会話に混ざるように聞こえてきた、大人たちの喜怒哀楽あふれるやりとり。
ささくれ立っていた心に、その空気感が不思議と心地よく感じられたのを覚えています。
画面に映るのは30〜50代の大人たち。
世間的には「立派な大人」とされる年齢ですが、子どものように笑い、ぶつかり合い、ときには情けないほど悩んでいます。
でも、その姿はとても人間らしく、肩の力を抜いて生きている様子に自然と気持ちが楽になっていきました。
キャリアの転換期、家族との距離感、老いへの戸惑いなど、登場人物たちが抱えている問題は決して小さくありません。
それでも彼らは、日常の中の小さな楽しみを大切にしながら、今を味わうように生きていました。
大変なことがあるからこそ、嬉しい時間をちゃんと喜ぶ。
その姿が、当時の私にはとても新鮮に映りました。
そして、「年齢を重ねても、楽しいことはちゃんとあるのかもしれない」。
そう思えたことが、私にとって大きな転機でした。
このドラマでは、恋愛や仕事、家族、病気など、人生の節目に直面するテーマが丁寧に描かれています。
登場人物たちはいつも何かに悩んでいますが、決して立ち止まったままではありません。
「大変なことはなくならない。でも、日常にある小さな幸せに目を向ければ、気持ちは少し前を向ける。その積み重ねが、未来をつくっていく」。
そんなメッセージを、確かに受け取った気がしました。
それ以来、年齢を重ねることへの不安は、少しずつ期待へと変わっていきました。
明日はどんな一日になるのか。数年後の自分は、どんな働き方や暮らし方を選んでいるのか。
未来を想像する時間が、以前よりも楽しくなっています。
人生は、まだこれから。
現実を無理にポジティブに捉えるのではなく、ありのまま受け入れながら、その時々の自分に合った生き方を選んでいきたいと思っています。
なお、このドラマには古民家リノベーションや職住一体、再建築不可物件など、不動産の視点で見ても興味深い要素が数多く登場します。
暮らしと仕事、人生と住まいが重なり合う描写は、今の自分の関心とも自然につながっています。