ブログ

ブログ

挑戦状と向き合う日々

こんにちは。関東在住のFです。

今回のテーマは「座右の銘」ということで、こちらの言葉を紹介します。

 

「できない理由をさがすな。」

 

社会に出たばかりの若いころ、上司に叱責された時に言われたこの言葉。

言われたときは恥ずかしくて悔しくて。叱責されたことが、ではなく、図星だったからです。

難しいなりに「それなら何ができるのか」を考える前に、一人前の顔をして「予算が高くて・・・、時間がなくて・・・」とできない理由を並べるのに時間を使っていたことに気づき心底恥ずかしく思ったのです。

厳しい言葉のようですが、できることを探すほうがずっと効率的だよという前向きな言葉だと思います。それからは「人員が、予算が、時間が」と問題を並べる前に「この予算でこの工数しか割けないのならば何ができるか」ということを意識して仕事するようになりました。勤めていた会社を辞めてからもこの言葉は常に私の頭にあり、問題が難しければ難しいほど「できない、無理」と言わずに解決策を探す癖がついたように思います。

 

そして現在・・・。

挑戦状のように無理難題を突き付けてくる鬼上司のような人物・・・それは小さな息子(鉄道オタク)です。

「ねえママ、券売機がほしいよ。」

「け、券売機・・・?」

 

ひきつった笑顔の裏で脳内社員たちが緊急ミーティングを始めます。

「だめです!アマ●ンも楽●もヒットしません!」

「なぜだ!なぜレジや自動販売機のおもちゃはあるのに券売機はないんだ!」

「こうなったら作るしか方法はないのか・・・」

「イラレは使えませんがエクセルでも何とかなるのでは・・・」

「資材は何とかなりそうです!段ボールを先週資源ごみに出しそびれたのが吉と出ました!」

 

「・・・よし!ママにまかせな!」

 

完成!ミッションクリア!

 

 

またある時は、

「明日のハロウィンでぼく半蔵門線になりたいな!」

「・・・明日(!)のハロウィンで?・・半蔵門線?」

 

そして慌てふためく脳内社員たち。

「電車本体ってどういうことだよ!?普通運転士とかだろ!」

「しかも明日って・・・。ハロウィン興味ない雰囲気出してたじゃないか!大至急半蔵門線の画像集めろ!」

「最寄りの100均、まだ開いてます!」

「段ボールなら問題ありません!先週資源ごみ・・(以下略)」

 

「そっか!半蔵門線かっこいいよね!」

ギリ、クリア・・・(AM3時完成)。

 

街クリのお仕事でも、「これは挑戦状かな?」という仕事が舞い込んでくることもありますが、そんな時こそ「よーし、クリアしてやるぞ!」と燃えてきます。消費者目線に近い自分だからこそ、できることがあるはず。同じ時間を使うならポジティブに過ごしたほうがずっといいですよね。

「できない理由をさがすな」は発想の転換をすることで仕事の時間を前向きにしてくれる言葉です。

 

ちなみに母が全力で何かこしらえているのを見てきた現在の息子は、「あれがほしい」という前に「ぼくあれ作る!」と常に何か描いたり切ったり貼ったりしています。

「ママ、段ボール・・・」

「あるよ!」

 

育児に関する座右の銘ならば、これです。

「段ボール 常時ストック 2、3枚」(なぜか五・七・五。)

 

最後までお読みいただきありがとうございました!