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長く苦しい学校生活

東京在住のMです。

「学校」
私にとっては苦い思い出の多いテーマです。

関西で育ち、小学校から大学までエスカレーター式のカトリックの学び舎へ入学。

関西一校則が厳しいとされる学校で、制服もめちゃダサ。

通う生徒の信仰は自由でしたが、聖書をどれだけ読み込んでもその思想や世界観には浸れませんでした。
「世間体」を重んじる校風で、「〇〇しちゃダメ!なぜなら〜」の説明が腑に落ちなくて、シスター達の言葉にいつも矛盾を感じていました。
それ故思春期は学年一グレてしまい、危うく退学の危機。幸い恩師と呼べる所謂金八先生みたいな方に出会えて、なんとか高校卒業まで耐えられましたが。
今でこそ、「多様性」という言葉がありますが、私が通っていた学校は、真逆の解釈を重んじていた様に思います。

今、私が親になる世代になり、子供の進む道を示してあげるに当たり、何を選択すれば良いのだろう、と考えます。

私が子供時代に親から言われたかった言葉は、
「世の中に正解はない。100人いれば100通りの考えがある。大切にしてほしいことは、自分が選んだ選択肢に、誇りと責任を持って欲しい。でももし、その過程で間違えた、違ったなと思ったら、堂々と選択を変えて良い。」

この先親になる機会があれば、私も伝えてあげたいです。

これから生まれる新しい命は益々新人類で、平成生まれの大人には理解不能なのかもしれないけれど、その変化や進化を楽しんで生きていきたい、そう思います。