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私たちの原稿が光るのって、たぶん「言葉」が生きているとき。

こんにちは。那覇市在住のAです。

今日から5月!5歳の息子はちょうど昨日お熱が下がり、10日ぶりの登園。

つまり我が家では10日前からGWが始まっているようなもの(笑)えげつない。

 

さて、今月のブログテーマ「思い出に残っている番組」。

学生時代の私がよく見ていたのはNHKのクラシック番組です。

 

なんでクラシック番組かというと、ずばり『言葉』がないからです。

ドラマや映画、お笑いも言葉、ニュースも言葉、日常のコミュニケーションだって言葉。

つねづね、言葉という煩わしいものから解放されたいと思ってました。

 

 

感情が先か、言葉が先か。

感情に動かされて言葉が引き出されるんだけど、他者の言葉によってまた自分の感情が動かされる。

それに良いことも悪いことも、表現される言葉によって事実、真実、本質が違って見えることが違和感で仕方なかったんです。

 

言葉に操られているような、支配されているような、私には世界がそのように見えていました。

言葉があるからモノゴトややこしくなるんだ、って本気で思ってました。

 

 

変なこと言ってますよね(;’∀’)

 

 

美しいものは、その存在だけで美しい。何も装飾はいらない。ただその美しさを感じるだけでいいって。

クラシック音楽は私にとってまさにそのような存在。

 

ただあるとき、自分の中にある「美しい」という価値基準が他人と重ならないときもあると気付いたとき。

でもどうにか他の人にも気づいてほしい。この価値に気づいてほしい。そしてこの美しさを共有したいと思ったときに頼ったのが『言葉』でした。

今まで泣いて訴えるだけだったが息子がはじめて「ママ」と呼び求めるように。

 

 

言葉って、ある目的のある人がその目的地に辿り着くための道しるべのようなものだと思います。

 

ほしいものを手に入れるための、届けたいものを届けるためのツール。

それは感情だったり経験だったり、人との関係だったり、物だったりさまざま。

 

 

私たちは日々クライアント様からお預かりした物件を取り扱っています。どれも1つとして同じものはなく、それぞれの魅力が詰まった大切な物件です。

万人に受ける文章ではなく「私にとって特別な不動産」を待っている人へ、それをしっかりお届けするために原稿を書いてます。

 

 

正しい楽器の持ち方、鳴らし方があるように、正しい言葉の使い方、文章の書き方、響かせ方があると思っています。

売主様、買主様、クライアント様、物件本体、みんなの気持ちを背負ってそれを文字に書きおこす仕事はAIなんかにはきっと負けるまい。

まだまだ学ぶことがたくさん☆これからも頑張るぞ☆

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!