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あの声を聞くと、楽しい思い出と苦い思い出がよみがえる…

こんにちは。

関西は朝から警報級の雨が降っていますが、みなさん、ご無事ですか?

 

さて、ブログテーマ【思い出に残っている番組】について。

昔からテレビっ子で、好きだった番組を挙げだしたらキリがないのですが…

反省の意味も込め「むしまるQ」についてお話しさせてください。

 

むしまるQは、平日の午前中にNHKで放送されていました。

昆虫のキャラクターが、自分たちに関する3択クイズを出してくれる「学べる」教育番組です。

調べたところ、テーマや数年ごとに「むしむしQ」「あにまるQ」と名前が変わっていたようです。

 

印象的だったのは、エレベーターガールに扮した蝶の「アゲハちゃん」。

番組の進行役「うららちゃん」とともに

セーラームーンの月野うさぎ役や

新世紀エヴァンゲリオンのミサトさん役で有名な

三石琴乃さんが声優をされていました。

 

小学校低学年の頃、学校で道徳の時間にテレビを見たあと

「今日は特別」と先生が言ってくれた日は、続けてむしまるQを見られる“お楽しみタイム”が何度かありました。

「絶対A!」「俺はBだと思う!」「これ知ってる!」と口々に言いながら

クイズに回答するのが、とても楽しかったことを覚えています。

 

そしてもう一つ、苦い思い出も…

 

当時、明確な理由があったわけではないのですが

朝ふと「今日は行きたくない」と涙が止まらなくなる日があった私。

最初は心配した母が休んでくれたり、職場まで一緒に行って休憩室で待たせてもらったりしたのですが

何度もあるうちに、だんだんと「もう知らない」と言われるように…

父に無理やり登校班に放り込まれ、渋々学校に行ったこともありましたが

それでもダメな日は、一人で留守番をするように言われました。

 

見放された悲しさからひと通り泣くと、やることがないのでテレビをつけます。

すると「むしまるQ」がやっている!うれしい!

でも…

一人で回答する寂しさに「やっぱり学校に行けばよかった」と落ち込んだことを覚えています。

 

大好きだった番組ですが

今でもCMやナレーションで三石琴乃さんの声を聞くと

当時のモヤモヤを思い出し、なんだか胸がギュッとなるのでした。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。