テーマは「歴史上の人物」ということですが、特に歴史好きでもないので、難しいテーマですね💦学生時代の歴史の授業で関心があった人物を思い出しました。当時測量技術が確立されていない中、日本地図を完成させた「伊能忠敬」。改めて調べてみると、いろいろ勘違いして覚えていることがありました。

商売で大成功をしたが家業を長男に譲って、５０歳で幼いころから興味を持っていた天文学を学ぶため江戸へ。５０歳から自分のやりたいことを一から始めたのです。そして、５６歳から測量を始めて１７年、７３歳で死去。生きている間に地図を完成させた訳ではなかったのです。その後は、弟子たちが遺志を受け継いで「大日本沿海輿地全図」を完成。また、日本地図作成の目的は、天文学を学び地球の大きさを知るために、蝦夷地（当時異国船が頻繁に日本沿岸に現れロシアの脅威を感じていた幕府にとって、蝦夷地の地理を正確に把握することは大きなメリットがあった）の測量を行うためだったのです。

５０歳を超えてからやりたいことを始めて、自分の興味や当時の幕府にとっても有益なことを成し遂げたのですね。

久しぶりに以前使っていた地図を引っ張り出してみました。
気づいたらかなりの時間ずっと地図をみていて、地図が好きになったのは伊能忠敬という人物を知ってからだったかもと気づきました。そして、旅行にいくときは必ず地図をみながら下調べをしていくことも思い出しました。
最近はできていませんが、地図をもってまた一人旅でもしたいです。