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芸術の秋〜クロード・モネ〜

こんにちは、東京在住のSです。
テーマは「歴史上の人物」。

美術鑑賞が趣味で、好きな展示があると美術館に出かけますが、
特に好きなのはジャクソン・ポロックやマークロスコに代表されるアメリカの抽象表現主義のアーティスト。
抽象表現主義の画家たちの活躍により、1950年ごろから美術の中心地はヨーロッパからニューヨークに移ったと言われています。

アメリカ美術が好きになったのは、印象派を代表するクロード・モネの作品がきっかけでした。
モネといえば、鮮やかな色彩で光を描く手法で、「睡蓮」のシリーズが有名ですね。
初めてモネの絵を見た時は、塗り重ねられた色の細かさと色彩の美しさに圧倒され、
写真では表現できない絵画ならではの手法に興味を抱いたのでした。

モネを所蔵している美術館はパリのオランジュリーやマルモッタン美術館が有名ですが、
なんと10月から上野の国立西洋美術館で展覧会が開催されます!
「睡蓮」はもちろん、晩年の作品も展示されるようです。
晩年のモネの作品は白内障に苦しめられながらも制作意欲を失わず、
激しい筆遣いと鮮烈な色彩で、アメリカの抽象表現主義の先駆けになったと言われています。

この秋のモネ展は日本初公開の作品も集まる貴重な機会。
「芸術の秋」のお出かけにいかがでしょうか?