2025年3月25日
こんばんは、中部在住のMです。ついに花粉の威力増す時期がやってきてしまいました。ヤクルトなどの乳酸菌飲料が花粉症に効くとは知っていたものの(諸説あり)、1か月前から焦って飲み始めた私には遅過ぎたのでしょう。効果を肌で感じることができませんでした。気持ちを切り替え、来年に向けての検証実験と称し、しばらく飲み続けようと思っています。
街クリには去年の秋からお世話になり、今回が初めてのブログ投稿です。そんな記念すべき初ブログテーマは「好きな駅」。ご紹介するのは岐阜県にある「穂積駅」です。
かれこれ10年近く前になりますが、当時私は通勤で岐阜県瑞穂市にある穂積駅(自宅)と名古屋駅(勤務先)を行き来しておりました。妊娠中も仕事を続けており、悪阻中の満員電車が息苦しく辛かったのを覚えています。
穂積駅は改札口が1つしかない規模の駅ですが、通勤・通学の利用者が多いです。改札を入ってまっすぐにのびるホームまでの長い階段。運動不足解消と思い、出来る限りエレベーターを使わずに利用していました。
そんなある日、悪阻が酷く気分の悪い日があり、私は一刻も早く帰宅したいと満員電車に乗車しました。穂積駅までの車内は満席。いつもの事なので理解はしているものの、この日ばかりはさすがに誰か私の異変に気が付いてくれないかと願いました。しかし車内は、ほとんどの人が携帯を見ているか寝ているかのどちらかです。どうにか手摺りに寄りかかって立っていたのですが、無理だと思い、私の前に座る方に声をかけようか、まだ我慢を続けようか迷っていたところ、高校生くらいの青年が声をかけてくれ、席を譲ってくれました。気恥ずかしそうに彼は早々に立ち去ってしまったのと、あまりにも体調が悪かったで、しっかりとお礼を伝えられませんでしたが、今でも忘れられないほどに感謝をしています。
その後、悪阻の時期を過ぎ、誰が見ても妊婦だとわかる体型になったある日。穂積駅の長い階段を荷物を持って降りようとした私に、爽やかな青年が「持ちましょうか」と声をかけてくれました。高校生だと思います。なんとも爽やかで自然体な声かけに、友達にでも喋りかけたのかと思うほど驚いたのを覚えています。
私の妊娠中の辛い通勤の思い出は、この青年達のおかげで良い思い出となり今でも残っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。文字にすることで、当時の記憶が鮮明に蘇り楽しかったです。