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今年の3月11日

北海道在住のNです。

新生活が始まった方もたくさんいらっしゃると思います🌸

我が家も娘が小学1年生になり、最近は学校まで一緒に歩いて送っています。

エリアや学校によっても違うとは思うのですが、北海道の小学校は登校班がない、指定の体操着・水着もない、上靴も底が白ければスニーカーでもOK、給食エプロンもなく、黄色い通学帽子もなく、そしてランドセルも6年間背負わない子が多いというのが一般的なようで、自由度が高いな~と思います。

 

3月11日は東日本大震災が発生した日。福島出身で家族も友達も被災したので人一倍思い入れがあるのですが、今年の3月11日はさらに忘れられない出来事がありました。

それは娘がコロナの陽性判定を受けた日だったからです。

前日に幼稚園で初めて感染者が出て翌週には卒園式を控えていたため、気を付けなければいけないなと思っていた矢先の出来事でした。

11日早朝に発熱し、念のため隔離、娘の担当は夫と決め、かかりつけ医でPCR検査をし、その日の内に判明。

ずっと頑張って練習していた卒園式に出席できない、大好きな幼稚園にもう行けないと大泣きし、娘も私達も悔しさと悲しさでいっぱいになった日でした。

でもコロナが治ったら賞状はちゃんともらえるから頑張ろう!と励まし、元気になったやりたいことリストを作って自宅療養が始まりました。

なるべくリズムを崩さないように気を付け、いつもの時間に起床し、10時までに勉強を済ませ、10時からはしまじろうのオンライン幼稚園を視聴するのをルーティーンに。毎日2~3個新しい(orあまり使っていない)おもちゃや本、アプリを用意したり、本や手紙を渡す際はドアの隙間から「郵便です」と言って渡したりと、飽きさせないように色々工夫しました。その中でもやはりタブレットには本当に助けられました!私達も娘が喜ぶような献立を考えたりおやつを作ったりして、少しでも明るくなれるよう試行錯誤しました。

幸い娘は1人で部屋で寝る事も過ごす事も、お風呂に入る事もできたので助かりました。食事も寂しいと言いながらも1人で食べてくれました。でもどうしても何回かは部屋から出てきてしまいましたが、そこは仕方なかったかなと^^;

娘のクラスでも複数の感染者が出たようで、幼稚園が1週間休園、通常登園も卒園式も1週間延期になったため、元気になったらまた幼稚園に行ける、卒園式に出れるというのが自宅療養を頑張るモチベーションにもなったようでした。

濃厚接触者の私達は全員陰性だったのですが、発症したらさらに療養期間が延び娘の登園にも影響があるので私達も緊張の日々でした。

療養期間を半分過ぎた頃、経過観察をしてくださっている医師から「感染力も低下しているので家族と一緒に過ごすようにしても大丈夫ですよ」と言われたため、マスクをしながら静かに過ごすように。久しぶりに弟と遊んだり、家族揃ってご飯を食べ、「みんなで食べるご飯はやっぱりおいしい!!」と笑顔で言った姿はとても印象に残っています。

無事療養を終え、数日通常登園をし、卒園式を迎えることができました。

そして卒園式の日の夜、ぽそっと「こんなことになったのは自分が悪いと思っている」と言いました。「自分がみんなにうつしちゃったの、みんなに迷惑かけたと思ってる」と。誰が悪いなんていうことは全くないのですが、そんなふうに思っていたことに胸が痛みました。

3月11日から怒涛の1ヵ月でしたが、娘の成長や頑張りをとても感じた1ヵ月でした。そしてたくさんの方からの温かい言葉や心遣いに感謝する1ヵ月でもあり、一生忘れられない春の出来事となりました。

余談になりますが、私が住んでいる市は自宅療養セットの配布が未就学児はなんと対象外でした💧そこに入っているパルスオキシメーターも配布されず・・・。せめてパルスオキシメーターくらいは配布してほしかったです。

あと、医療保険の入院給付金が支払い対象ということだったのでさっそく申請して給付金をいただきました。もし身近で請求していない方がいたら伝えてみてください^^

 

また新しい種類のコロナウイルスが流行ってきましたね。皆様もどうぞ気を付けてお過ごしください。

1日でも早く元の生活に戻れるよう、子ども達がマスクをしないでのびのびと学校生活を楽しめる日がまたくることを切に願います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

夫がホワイトデーに娘に作ったクッキーです🍪

可愛かったので記念に🌸