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何番まであるのかを知らない歌

こんにちは、静岡県在住のSです。

今回のテーマは『歌』。

「もしもしかめよ かめさんよ」ではじまる、童謡『うさぎとかめ』。
子供のころに聞いた記憶はあるのですが、「どうしてそんなにのろいのか」という大胆なフレーズの印象が強すぎて、2番以降の歌の記憶がすっかり抜け落ちています。最近まで、私の中であまり良い印象のなかった歌です。

保育園に通っている息子のクラスで、けん玉が大ブームになりました。

昨年の運動会の参加賞として、けん玉を保育園からいただき、1年が過ぎようという頃には、練習を重ねたクラスのお友達たちがいろいろな技を習得していました。息子はといえば、けん玉なんてあったかしら、といった感じでほぼ1年触れることがなく。周囲のけん玉熱に、当初は「●●君はてっぺんに差せるんだよ!」「●●ちゃんは世界一周ができるんだって!」とお友達の技術に驚くばかりでした。

けん玉上手になりたいな、と息子も眠らせていたけん玉を探し出し、練習するようになりました。保育園でお友達とかなり練習をしているようで、お迎えに行くと、5~10人ぐらいで輪になってけん玉をしたり、教えたり教わったりしています。技が決まれば歓声があがり、できなかったら絶叫が響く・・・。熱量が目に見えるような盛り上がりぶりでした。

けん玉の【もしかめ】を、息子は家でも練習するようになりました。
「もし、あっ」
「もしもし・・・あ」
「も・・・」
「もしも、しぃ!あああ」
といった調子です。

喜んだり、悔しがったり。「かめ」にたどり着けない状態がしばらく続きました。私の中で「もしもしかめよ」…とは?とほぼ歌詞や概念すら崩壊しかけたころ、突然、「かめ」が出てくるようになり、「せかいのうちで」と続き、「おまえほど」を聞けるように…!

コツを掴んだのでしょうか。するすると続けられるようになりました。今では、もう少しで1番が終わるぞというところまで来ています。私はいまだに、この曲が何番まであるのかわかりません(笑)いつか息子の【もしかめ】で2番以降の歌詞を聞けたら嬉しいな、と思っています。

「も」と「し」ばかりで練習した日々や、お友達とわいわいけん玉で遊ぶ息子の姿が思い起こされる『もしもしかめよ』。忘れられない曲になりました☺

最後までお読みいただき、ありがとうございました。