2025年4月4日
はじめまして、山口県在住のIです。
冬の間に蓄えた腹肉をそろそろ消費していかなければ、と思う春うらら。
桜の花びらのようにハラハラと潔く散ってくれると良いのですが。ハラ肉だけに……。
さて、そんな叶わぬ願望は横に置いて。
今日はブログテーマ「好きな駅」の最終日のようです。
でも気負わず、ゆるめに綴っていきたいと思いますので、どうぞお付き合いくださいませ。
私は高校卒業と同時に山口から上京しておりまして、東京・千葉・埼玉の中で9回引っ越しをしています。
いろいろな転機とともに引っ越しをしていたわけですが、今回数えてみてびっくりしました。
人生で引っ越しをする回数は平均3~4回らしいので、9回はなかなか多い方ですよね。
そんな私の「好きな駅」ですが、いろいろ思い浮かびはしたものの、一番は何と言っても東京駅です!
東京駅は私の元の職場の最寄りで、とある休憩室から眺める東京駅がとても贅沢な風景だったんです。
いくつかある休憩室のうちの1つ。
そこは自販機1つと小さいベンチが2つ置いてあるだけのスペースで、狭いからか他に人がいないことも多く、私はよくそこに入り浸っていました。
良いことがあった日もそうでない日も、東京駅を眺めながら深呼吸をしてリラックス。
休憩時に行けなかった日も、わざわざ帰宅前にその休憩室に立ち寄ることで、その日の疲れが消えていくように感じました。
写真は最終出社日に、iPhoneで撮影したものです。
実際はもっと遠いのですが、拡大しつつ撮っています。
東京駅の造形って本当に綺麗ですよね。
少なくとも私は毎日見ていても見飽きるということがありませんでした。
東京駅を設計した辰野 金吾さん、ありがとう!
勝手に大変お世話になりました!
また、東京駅の地下にはいくつもの地下街が広がっているのですが、私はよくヤエチカを利用していました。
お手頃価格で美味しいお店もたくさんあって、ちょもらんま酒場の餃子やタイ料理屋(名前は分からずです)の酸辣湯麺が特にお気に入りでした。
でもコロナの影響で、いつも人でにぎわっていた地下街からも人が消えました。
シャッター街と化したその姿があまりにさみしかったので、つい撮った写真があります。
まさか東京駅から人が消えることがあるなんて、思ってもみなかったんですよね……。
徐々に人が戻り、インバウンドの方も増えてすっかり元通りの東京駅ですが、今では私が山口に拠点を移したため、とても遠いところのように感じます。
毎日のように通っていた東京駅。
今も大好きな方たちがたくさん働いている職場のすぐ近くの駅は、私の思い出がみっちり詰まった特別な場所です。
どうかもう二度と、あんなさみしい姿に戻ることがありませんように!
――余談ですが。
山口に帰ってきてからは、家の仕事部屋の窓から山を眺めることができて、これはこれでとても贅沢な風景です。
今は緑の木々の中に、一本だけ桜が咲いているのが何とも可愛らしいんですよ。
そして、あの桜の花びらもあと少しでハラハラと……。