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未来に続く音楽の歴史

 

こんにちは!埼玉の山のふもとのド田舎に暮らす在宅ワーカーTです!

先月はイノシシが出たと息子の保育園から通知が届き、つい先日は体長1mのクマが出没したと町内放送が流れる、そんな日常を過ごしています(汗)

 

そんな田舎エピソードはさておき…今回のブログテーマは「歴史上の人物」。私からは“音楽”の歴史上の人物についてお話したいと思います。

 

さて、いきなり本題ですが、みなさんラヴェルという作曲家はご存じでしょうか?

「ボレロ」という曲が最も有名ですね!同じメロディーが繰り返されていく独特な曲です。

 

実はラヴェルは「オーケストラの魔術師」と言われています。

7歳からピアノを始め、14歳でパリの音楽院に入学。その後作曲を学び、ピアノ曲や管弦楽曲などを作りました。

どの曲もとても緻密に作り込まれ、繊細で、様々な楽器が重なり合って、色彩豊かで…とにかく美しいのです。それが魔術師と言われる所以です。

今でこそ名の知れた作曲家ですが、当時は独創的な作風が評価されず、数多くの賞を逃したそうです。晩年は失語症の一種に苦しんだと言われています。

 

そんなラヴェルは「ボレロ」の他にもたくさん素晴らしい曲を残していますので、私のオススメを3曲紹介します!

 

・「クープランの墓」
第一次世界大戦で亡くなった友人へ追悼の意を込めて作られた曲です。元々ピアノ曲ですがオーケストラ版もあります。どちらも色彩豊かで素敵です!

・「ダフニスとクロエ」
ラヴェルの代表曲のひとつです。バレエの舞台用の音楽、いわゆるバレエ音楽と呼ばれるものです。バレエの物語に沿った音楽なので、聴いていると起承転結があって情景が鮮やかに浮かびます。

・「ラ・ヴァルス」
こちらは「ザ・ワルツ」という意味。その名の通り3拍子のワルツの曲です。優雅な感じ…かと思いきや、そうではなく。ラヴェルらしい独創的な表現がてんこ盛りです。ワルツのイメージがひっくり返りますよ。

 

クラシックというとどうしても敷居が高く難しい感じがしますよね。でも実はとても身近なものです。CMやドラマのBGMにもたくさん使われ、ちょっと意識するだけで案外クラシックに囲まれて生きていると気付けます。

100年、200年前の音楽が令和の時代でもごく普通に流通し、聴くことができるというのは凄いことだと思いませんか?

そしてこれから先もこの音楽の歴史は続いていき、もしかしたら1000年後の人々も同じようにラヴェルの音楽を聴いているかもしれません。

 

是非みなさんも在宅ワークや家事、通勤通学のお供に「オーケストラの魔術師」の音楽を聴いてみてくださいね♪

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!