2021年10月27日
はじめまして! 街クリ歴3ヶ月、長崎県在住のAです。
本日が初投稿になります。よろしくお願いいたします。
さて、今月のテーマ『ライフスタイルの変化』ということですが、もともと家にいることが好きなため、こんな御時世になってからも特に変化はなく……。
ただ、東京に住んでいる友人に会えなくなったのは寂しいな、と思う日々です。
本を読んだり、DVDを観たり、ただ壁を眺めたり、まったりとしたおうち時間を過ごしています。
さて、少し前のことですが、素敵な物語に出会いました。
『靴に恋する人魚』(2005年製作)という台湾映画で、日本でもタレントとして活躍していたビビアン・スー主演の作品です。
主人公は、車椅子の少女ドド。彼女の唯一の楽しみは、絵本を読んでもらうこと。
ある日ドドは、手術によって綺麗な足を手に入れます。
やがて、靴が大好きな美しい女性に成長したドドは、ハンサムな歯科医、スマイリーと恋に落ちて……。
物語の中でドドは、自分が信じていることについて、こう話します。
「幸せとは、一匹の白い羊と一匹の黒い羊を手に入れること」
美しい足を手に入れたドドは、素敵な男性と結ばれ、とても幸福に暮らしていました。
ですが、幸せは長くは続かず、彼女は再び足を失ってしまいます。もう二度と、幸せを考えることなんてできないような気持ちで、ただただ毎日が過ぎていき……。
物語のラスト、ドドはある決断をします。
ドドが、再び幸せを掴む方法に辿り着けたのは、周りの人たちが、彼女を決して独りにはしなかったから。
幸せも、悲しいことも、どちらかがずっと続くことなんてない。
ドドは、白い羊と黒い羊、どちらも手に入れたのです。
気軽に友人とお茶をしたり、旅行に行ったり、当たり前だった日々は、突然失われてしまいました。
いつまで続くのだろう、大好きな友人に次はいつ会えるのだろう、不安を、全ての人が持っているはずです。
でも、ずっとは続きません。
終わりはくるし、終わりがこなくても、きっとそのうち良い方に変わっていくはず。
いつか、離れて暮らす友人に会える日がきたら、こんな世の中でも楽しいこと、幸せなことはあったのだと、笑って話したいと思います。
皆さんの、「明日」にも良いことがありますように!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!