2020年3月3日
こんにちは!街クリワーカーの「安」です。
世の中は新型コロナウイルスのニュースばかりですが、早く平穏な日常が戻るといいですね。
さて、今回は「友達」についてですが、やはり一番絆の深い友達と言えば、
苦しい練習等を一緒に乗り越えてきた学生時代の部活の友達のような気がするので、
今回は学生時代の部活についてのお話と友達の珍事件についてご紹介したいと思います。
私は中学で硬式テニス部に入りたくて、公立ではなく私立の中高一貫校に入ったのですが、
入った中学の硬式テニス部は人気の部で毎年100人近い新入部員が入ってきていました。
しかし、入部すると中学1年生~高校3年生の6学年が一緒に練習をするので、
3面あるコートに中1が入れる事はほぼなく、半年間ほとんどの時間は基礎トレーニングという名の
過酷なトレーニングをさせられていました。
一部、トレーニングの内容をご紹介すると・・・まず最初に1周300mのグランドを10周走り、
その後、腹筋・背筋を各50回、腕立て伏せ30回、逆立ち(倒立)30秒、
空気イス(壁に背中だけくっつけてエアーイスに座る)1分等、様々な筋力トレーニングを一通り終えると、
ようやくラケットを持たせてもらえるのですが、コートには入らずコートの横で素振り100回×3(フォアー・バック・サーブ)。
あと、コートに入れてもらえたとしても、ひたすらボール拾いでした。
当時は水もろくに飲ませてもらえず、こんな過酷な練習を毎日させられていたので、
当然練習について来れずに辞める子は続出し、なんと1学年100人以上入部した部員も半年で残ったのは私を含めたったの2人。
ちなみに私の1つ上の学年も2人、下の学年は3人でした・・・。
そして高校で入学し、入部してきた新入部員も同じような練習で振り落としがあり、高校では同級生3人が残り、
私達の学年は卒業時まで残ったのは全員で5人でした。
そんな5人で毎日早朝練習から夕方の練習まで一緒に過ごしていたので、お互いの長所・短所も分かり合った仲です。
当時はケンカもしましたが、言いたい事の言い合える友達です。
今はそれぞれ結婚し、ばらばらの場所に住んでいるので、なかなか揃って集まるのは難しいのですが、たまに集まります。
そして、集まるとよく話題に上るのが「泡吹き事件」です。
当時、上級生との上下関係にも厳しく、先輩の話を聞く時は手を後ろにして、つま先立ちで聞かないといけませんでした。
たまたま、夏の暑い時期に部室前に5人横に並ばされて、つま先立ちで先輩のお叱りを30分ぐらい聞いていた時、
「ドン!」という音が聞こえました。何かと思って見たら、友達が泡を吹いて気絶してました。先輩、焦る焦る・・・。
しばらくみんなで彼女をうちわで扇いで、なんとか意識が戻ったからよかったようなものの、
今でも私達の間ではその話題はテッパンネタで、「人がカニみたいに泡吹いてるの初めて見たわ~」とか、
「あの事件のお陰であの後先輩しばらく優しかったよね~」とか、笑い話になっています。
そんな厳しい部活を一緒に乗り越えた仲間である4人の友達とは、今でも目には見えない絆で繋がっているような気がします。
そして、自分の娘にも中学生になったら、部活を通じて素敵な仲間や友達と出会って、辛い事も乗り越えて、
楽しい思い出を沢山作って欲しいなぁ~と願ってます♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!