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ふるさとは遠きにありて思ふもの

「故郷」という言葉を聞いて、一番に思い浮かべたのは「ふるさとは遠きにありて思ふもの」という言葉です。

私は大学に入学するまで、ずっと宇都宮に住んでいました。「ずっと住んでいたなら、宇都宮が故郷でしょ」と思われるかもしれませんが、私にとってなぜか「宇都宮=故郷」があまりしっくりきません。

今回、「故郷」というテーマでブログを書こうと思った時、改めて自分にとっての「故郷」とは何なんだろう…と考えてみました。

私はこれまで、宇都宮→つくば→アメリカ→つくば→モスクワ→つくば→東京…といろいろな場所で生活してきたのですが、「ここが私の故郷です!」と1カ所を指名するのはちょっと違うかな、と思ったんです。

それはやはり、それぞれの場所に愛着があるからだと思います。どこが自分の「故郷」かと考えたとき、その土地で出会った人や、そこで自分が経験したこと、その土地ならではの食べ物など、いろいろなことが頭に浮かび、なかなか1つに絞ることができませんでした。頭を悩ませる中で、「懐かしく思う帰りたい場所」をどこか1つに決める必要はないんじゃないかと思いいたりました。

みなさんの中にも、折に触れて思い出す「楽しかった思い出」や、あまり思い出したくない「苦い思い出」があるのではないでしょうか。それは時と共にしだいに薄れたり、美化されたりしていくのかもしれませんが、いつかあった“あの頃”に思いを馳せることも「心のふるさと」に帰ることなのかもしれないなぁと思いました。そう考えると、これからどんどん「ふるさと」が増えていくのかなとも思い、これからが楽しみになりました。

私の「ふるさと」の1つ、つくばの猫です。ブログに載せる写真を選ぶために、スマホの写真フォルダを見返していて、思いがけず「ふるさと」巡りができました。

猫のようにのんびり焦らず、“あの頃”に思いを馳せることのできる余裕を持ち続けたいと、思いを新たにした1日でした。