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ブロックおじさん

こんにちは!

関東在住のKです。

今回のテーマは愛ということで、2歳になったばかりの息子について書きたいと思います。

 

息子はとても人懐こく、人見知りがほとんどありません。

そんな人間大好な息子ですが、若い男性が苦手で、初対面の男性が近づいてくると固まってしまい、

母にしがみついたまま地に足をつけるのも拒否。抱っこオンリーです。

このご時世、そうそう知らない人に近寄られることもないのですが、

唯一、彼の叔父(私の弟)は例外で、自宅や祖母の家(私の実家)にたまーにふらっと現れるのです。

 

先日実家に帰った時にも、息子の昼寝中に例の大男が来て、起きてきた息子は一瞬思考停止の表情。

パッと顔を逸らし、見なかったフリ笑

そこからは母にしがみついたまま、大男が近づこうとしようものなら渾身の大泣きで接触を拒否していました。

息子のこの対応に大男も以前は落ち込み、大人げなく不貞腐れていましたが、

大男なりに色々考えたようで、今回は対応を変えてきました。

 

まずはおもちゃ。

100均でゲットした車のおもちゃを差し出す大男。

距離をとりながらも腕を目一杯伸ばして受け取る息子。

現金なやつ…あぁ私に似たのか。

しかし母の腕の中の場所をキープしたまま、大男には背を向けて車を観察しています。

 

次に大男はダイニングから息子のいるリビングに移動。

この時点で息子大泣き。

首をブンブン振って、車を握りしめた右手を振り回して怒っています。

そんな息子を無視して大男はあぐらをかき、

さっきまで息子が遊んでいたブロックに手を伸ばします。(元は大男のおもちゃです)

慣れた手つきで蓋を開けて、ブロックをひっくり返すと、

驚くほどの速さでブロックを組み立て、車やロボットや宇宙船のようなものなど、次々に完成させていきます。

私も驚いてしまうほどでした。

気づけば息子もすっかり泣き止み、大男の手元に釘付け。

大男に羨望の眼差しを向ける息子に「いける…?」と感じた母は息子を放流してみます。

最初は大男の作ったロボットで遊んで、次は車、次は宇宙船…とどんどん大男の側へ。

最終的には大男の作った車を大男の目の前まで走らせて、「見てー!」と言わんばかりに視線を送りだしました。

初めての経験に「うふふ」と声を漏らす大男。

そこからは持ち前の人懐こさを存分に発揮し、次から次へとブロックで遊んで、最終的には大男の膝の上で遊んでいました。

驚くべきはそのスピード。

放流から大男の膝に乗るまで、わずか3分でした。

このスピードには私も私の母もびっくり。

 

これまでの時間を取り戻そうとするかのように熱烈な愛情表現を繰り返す息子。

ブロックを掴んでは大男に手渡し、ロボットで遊びながら視線でアピール!

さらにブロックを置いて大男の足元に周り、スルスルーっと胸元へダイブ!

これを何度も繰り返します。

大男もすっかり心を掴まれ「むふっ」みたいな声を出してました。

なんだか、見てはいけないものを見ているような、こちらが恥ずかしくなるような時間でした。

見つめ合う2人。息子ひどい格好…

 

 

ちなみに私と夫は典型的な人見知りタイプ。

じゃあ息子のこの愛情表現の豊富さは何?

人間て本来こういうものなの?とか、色々考えさせられる事件でした。

しかしここまでストレートに愛情表現されることで

不貞腐れていた大男の心をすっかり解きほぐしたのは紛れもない事実。

好きな気持ちは、ちゃんと伝えないとだめだなーと、息子から学びました。(息子の場合、嫌いの表現も激しすぎますが)

やるせない気持ちになるようなニュースの多い世の中ですが、

そんな時だからこそ、大切な人に大切なことを、その時々で伝えていきたいなと思いました。

 

それにしてもこのブロック!

20年の時を経てもさほど劣化もなく、世代を超えて楽しめるなんて素晴らしいですよね!

親になってブロックの高額さに驚かされましたが、コストパフォーマンス抜群です!

30超えた大男曰く「俺の知育が止まらない」そうです。

購入検討中のみなさん、買って損はないおもちゃかと思います!(個人の主観です)

 

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました(^^)