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森の幼稚園

こんにちは。

本日のblogを担当させていただく、香川在住のIです。

どうぞよろしくお願いします。

 

テーマが「遊び」ということで、北欧デンマークの「森の幼稚園」の遊びについてお話ししたいと思います。

 

以前私がデンマークに滞在していた時、数ヶ月ボランティアをしていたのが幼稚園でした。

その幼稚園は「森の幼稚園」というだけあって、国立公園の中にありました。

そこでは、子供用のこぎりで、3歳の子供にも木を切らせたりなど、カルチャーショック満載。

子供達の遊び方もワイルド。

雨の日も変わらず森の中で、顔に泥をぬりあったり、どろどろになりながら遊びます。

デンマーク語を勉強中だった私は、「泥」「みみず」「ダンゴムシ」などの幼稚園ボキャブラリーが増えました。

広い森の中を走り回る彼らは、バイキングの血をひいていることを納得してしまうワイルドさです。

 

ほぼ毎日、様々な驚きがありましたが、その中でとても印象に残っていることがあります。

ある日、猟師さんが幼稚園を訪れ、射止めたシカを子供達の前で捌き、屋外で焼いてみんなでいただきました。

私は日本でそのような場面に立ち会ったことがなく、「シカ、かわいそう」という考えが浮かんでしまいます。

一方、彼らはわずか3〜5歳、自然な流れでそれに向き合っていました。

 

デンマークには「いただきます」にあたる言葉はありませんが、

遊びの場である幼稚園で、命をいただくことについて、しっかりと学んでいることに感心しました。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。