2019年11月20日
「心から願うこと」
この2週間は、改めて考えさせられ、
そして、改めて強く想い、願った2週間でした。
こんにちは、らだです。
我が家には1歳半のフレンチブルドッグの息子がいます。
11月上旬、いつもは駆け上がるはずの階段の前に立ち、昇れず、
鳴いている息子に気がつきました。
「どうしたの?」と駆け寄り、お腹を触ると、ブルブルと体が震え、フリーズしていたんです。
お風呂に入っていた主人を呼ぶと、その直前に、息子が下痢をしていたと知っていた主人は
一目散に夜間動物病院へ連れて行きました。
診断結果は…
「原因不明」
帰宅した息子は動くこともできず、お座りも伏せも痛くて出来ず、
まるでハイヒールのような態勢(お尻がヒール部分)で寝ていました。
翌日を迎えても、変わらず動くこともできず、
水分もとれず、声を出すこともなくなりました。
その日も別の病院へ行きましたが、
結果は「原因不明」
その日から、1日入院(朝預けて夕方引き取る)の生活が始まりました。
血液検査の結果は悪いのに、エコーやレントゲンをとっても異常は見つからないのです。
週末、娘たちも一緒に動物病院へ同行した日のことです。
診察室の台に乗っている息子に後ろ髪を引かれながら病院を出て、
車に乗り込んだ瞬間の重たい空気…。
このまま帰ったらだめだ!と気分転換に、近くのうどん屋さんへ行き、
娘たちの笑顔も確認できたところで帰宅しました。
「ただいま~」と何の気なしに呟いた娘たち。
シーンと静まり返る家。
「そっか…カンテ…病院だもんね…」そう次女が言いながら階段を
上がっていったその時、突然崩れるように階段に座り込み、
わんわんと声を出して泣き始めたんです。
娘たちも、心配で心配で仕方ないんだって痛感しました。
私も、母親である以上、気丈に振舞わなければならない!と
内心心配で心配で仕方ないのを我慢して、娘たちには見せないよう努めていましたが、
その泣いている次女をみて、私も心が折れそうになりました。
人間って贅沢なもので、元気な時は色々な欲が出るものです。
「家族で美味しいごはん食べに行きたいな」
「家族旅行したいな」
でも、違う…。
それは、人生においてプラスαであったら、楽しいし、幸せだけど…
「家族が健康であれば、それだけで十分」
「笑ってくれたら、それだけで十分」
そう思ったんです。
これまでは、家で仕事中、娘と息子が家中走り回ったり、
娘同士で喧嘩して次女が泣いたり、「も~静かにして…」と思う日々でしたが、
その「当たり前の日常」が「幸せ」なんだって、気付いたんです。
たしかに、毎日同じことで注意して、怒っての繰り返しで、
家の中を台風が通過したのかな?ってくらい、リビングぐちゃぐちゃにされて、
地震かな?ってくらい家中走り回って…
ここはzeppかな?ってくらい、家の中で熱唱したりしていても…
どんなに「煩わしい」とか「騒がしい」とかネガティブワードが頭をよぎっても、
それが、幸せなんだって、今は思うんです。
今、私が「心から願うこと」
「頼むから、健康であれ!!!!!!!!」