2020年6月12日
夕方6時半を過ぎても電気を付けなくても良いくらい日が長くなり、や〜幸せ〜〜と思っていたら、今月の21日には夏至を迎えるんですね!
本当にあっ!という間の北海道の短い夏を、満喫しておかなくてはいけません。
コロナも落ち着きを見せ始め、「Go Toキャンペーン」というものが7月開始予定!という情報を聞き、もうこれは利用しない手はないと今から意気込んでいます。
こんにちわ、綾です。
一気に話は変わりますが、「上所重助」さんという方を、皆さんご存知でしょうか。
もしかしたら知っている方も多いかもしれませんが、素敵な詩を一つご紹介させていただきたいと思います。
こちらです。
「おかげさま」 上所重助
夏が来ると「冬がいい」と言う
冬が来ると「夏がいい」と言う
太ると「痩せたい」と言い
痩せると「太りたい」と言う
忙しいと「暇になりたい」と言い
暇になると「忙しい方がいい」と言う
自分に都合のいい人は「善い人だ」と言い
自分に都合が悪くなると「悪い人だ」と言う
借りた傘も 雨が上がれば邪魔になる
金を持てば 古びた女房が邪魔になる
所帯を持てば 親さえも邪魔になる
衣食住は昔に比べりゃ天国だが
上を見て不平不満の明け暮れ
隣を見て愚痴ばかり
どうして自分を見つめないのか
静かに考えてみるがよい
一体自分とは何なのか
親のおかげ
先生のおかげ
世間様のおかげの固まりが自分ではないか
つまらぬ自我妄執を捨てて
得手勝手を慎んだら
世の中はきっと明るくなるだろう
「俺が」、「俺が」を捨てて
「おかげさまで」、「おかげさまで」と暮らしたい
実はこの詩、夫の実家のおトイレに飾ってあり、初めてこの詩を見たときにとても感銘を受けたのを覚えています。
それからは夫の実家でおトイレをお借りするときは詩を読み返すことが習慣となり、トイレでは毎度毎度、長居をしがちです。笑
意識して生活をしようと思っていても、忙しくなるとどうしてもキーーーーッ!!!となってしまい、「〜のせいで」とか「〜でなかったら」と思ってしまい・・・「わたしが」、「わたしが」が出てしまうんですよね
どんなときでも「〜のおかげで」とプラスに捉えられるようになれば、どれだけハッピーな毎日を送れることやら!
当たり前に外に出て、気軽に外食を楽しめて、しっかり働くことができて……
ただただ変わらない日常生活を送ることができる幸せに気がつくことができた今こそ、小さなことにでも感謝を感じて、「おかげさまで」を大事に生活していきたいものです。