８月６日。世界で初めて原子爆弾が投下された日。

一瞬にして焼け野原になり、
多くの方々が被曝し、
信じられない数の人が亡くなりました。

私は昨年秋まで３年間広島に住んでいました。
毎年８月６日、広島市では原爆投下時刻８時１５分になると当たり前のようにサイレンが鳴り、
広島市の人々は皆手を止めて黙祷を捧げます。

市内を走行中のバスや電車もこの時間には一旦停車し、歩いている方も足を止め、
またドライバーは警笛を鳴らし、
原爆で亡くなられた方々のご冥福と世界平和の実現を祈って黙祷を行います。

お国のために、と
生きて戻ることができないとわかっていながら出征する人、
その人達を笑顔で送り出さなければならなかった人。

たった７３年前の出来事です。

母親として、子供達には、
笑顔で幸せに満ちた未来をプレゼントしたい。
私にできる事なんて微力すぎるかもしれないけれど、せめて、忘れないでいたいと思います。

今のこの当たり前のように感じてしまう幸せな暮らしがこの先もずっと続くよう願います。