2020年8月18日
はじめまして。
6月から街クリワーカーに参加させていただいているMです。
今月のお題「自慢」について、あれこれと思い巡らしました。
で、ふと頭に浮かんだのが 抽選番号「100番」当選番号「1番」です。
今から遡ること20数年前、当時私は主人の仕事の都合で札幌に住んでいました。
最初は普通の賃貸住宅を借りて住み始め、1年が経過しようとした頃に、「建て替え道営住宅団地」の新規入居者募集があることを知り、応募したのです。
建て替えなのでまっさらの新築道営住宅団地です。当然ですが、すごい倍率となり、抽選に参加することになりました。
抽選当日、私がもらった抽選番号は「100番」です✨
なんだか幸先いい感じ…と思いながら着席して、抽選が始まりました。
司会の人「それでは、最初の当選番号の方は・・・100番の方!」
会場がどよめき、私はフリーズ状態。
当選番号順で好きな住戸を選んでいくシステムだったので、係の人に促されるままに、住戸選びの手続きです。
すでに塗りつぶされている住戸がいくつかあって、そこは建て替え前からの居住者さんが優先的に選んだ住戸だと説明を受けました。
どこにしようかと、空いている住戸を見渡して私が選んだのは「最上階東南角部屋」です。
なぜその部屋が空いていたのか…?
実はその最上階はエレベーター停止階ではなかったのです。
そのひとつ下の階から階段利用で、建物の構造的に離れのような場所でした。
階段利用は少し気になりましたが、他の住戸と接点が少ない離れの状態であることがポイント高く、その部屋を選びました。
手続きが一通り終わった後、仕事中の主人に連絡をいれました。
連絡手段はポケベル😅
プッシュ式公衆電話からメッセージを打ち込みました。
「抽選番号100番で1番に当選したよ」🎉
あの時の「持ってた感」が私のプチ自慢です。
新築道営住宅団地での暮らしは快適ですごく気に入っていたのですが、阪神淡路大震災が私達の運命を大きく変えました。
震災の影響で、主人の実家がある関西に引っ越すことになったのです。
結局、2年半しか住めなかった道営住宅団地。
もしあの震災がなかったら、あのままずっと札幌で暮らしていたかなぁと今でも懐かしく思います。
最後までお目通しありがとうございました🙇🏻♀️