2020年10月19日
はじめまして。
9月よりお世話になっております。
私は現在大阪在住ですが、故郷は三重県です。
三重県と言って思いつくのは、伊勢神宮くらいでしょうか…
今でも年に1回はお参りに行っているのですが、何度行ってもあの澄んだ空気と厳かな雰囲気の中にいると本当に心が洗われます。
そんな伊勢志摩地方の郷土料理の一つに「てこね寿司」というのがあります。
元々は漁師飯だったそうで、漬けにしたカツオを大葉と一緒に酢飯に混ぜただけのシンプルな料理です。
これが家族みんな大好きなのですが、大阪では味わえないので家で作るようになりました。
スーパーでカツオのお刺身を見つけた日は、ほぼてこね寿司を作るくらいです。
でもなかなかカツオが売っていないので、マグロで作ることもあります。
子どもたちにはマグロのほうが好評ですね。
ちなみに夫は大分県出身なのですが、「とり天」もわが家の定番になっています。
今では全国的に知られていると思いますが、私は結婚するまでとり天というものを食べたことがなかったので、夫の実家で初めていただいたときはびっくりしたのを覚えています。
そしてそのおいしさにすっかりはまってしまい、結婚後は天ぷらの時には必ず作るようになりました。
どちらも大阪の味ではないですが、娘たちにはわが家の味として引き継いでいってくれればいいなと思っています。
もちろん大阪のたこ焼きも忘れずに。ちなみにわが家では月に1回くらい作っています。
今年はまだどちらにも帰れていないので、落ち着いたらゆっくり帰って本場の味を堪能したいです。