2024年10月22日
京都在住のKです。
朝夜が寒くなってきましたね。
今年は電子レンジ対応の湯たんぽを導入しようと思っています。
最近山に近い場所に行く機会があったのですが、
寒いかな?と思って厚着して行ったら、目的地までが坂道だらけで汗だくになりました。
秋、とっても服装が難しい。
さて、今回のテーマは「アナザースカイ」ということで、どこにしようかなあと色々考えたのですが、
やっぱり「渋谷」しかないな!と思い、今回は「渋谷」の思い出を書こうかなと思います!
どうしても通いたい学校があり、2年間渋谷で学生をしていました。
自分で望んだこととはいえ、見渡す限りの高層ビルに、京都から出たことのないひよっこは当初ビビりまくりでした…笑
右も左も分からない大都会は楽しいことが無限大、そして同時に少し恐ろしい場所でもありました。
渋谷の楽しいところ、それはなんと言っても最先端のものに触れられる機会が多いこと!
当時はまだ街頭で宣伝用のサンプル品を配っていることが多く、よくエナジードリンクや化粧品をもらっていました。
学校に着くと、みんな駅でもらったであろうエナジードリンクを片手に「おはよー」と挨拶したものです。
大型の広告もたくさんあり、目まぐるしく「最先端」が更新されていく日々。
先週見た大型看板が、今週には別の広告に差し変わっていたりはあたりまえ。
食も服も音楽も、全ての流行りが怒涛のスピードで移り変わる不思議な街。
のんびり京都で暮らしていた小娘には刺激的な毎日でした。
学業も遊びも、全てが揃う場所。
それが私にとっての渋谷でした。
ちなみに、歩いて原宿に行ける距離だったので、よく原宿方面へも行きました。
少し歩くだけで街の空気が変わる。
そういうところもお気に入りでした。
楽しく刺激的な街は、同時に恐ろしい一面もありました。
とにかく宴会が好きな業種だったので、よく飲み会に参加していたのですが、
終電を逃すことも多く、そういうときは始発まで24時間のカフェなんかで時間を潰していました。
空が白んできた頃、始発そろそろだねーなんて言いながら外に出ると、まあそこら中にお金が落ちている…笑
小銭から万札まで、それはそれは多種多様なお金が落ちている道に、
最初こそびっくりしましたが、酔っ払いの多さを考えるとあれくらいが妥当だったのかもしれません。
ちなみに何回か札束の入っているお財布を見かけました。
そういうものは、誰も何も言わずにスルーする。暗黙の了解ってやつですね。
今は現金を持ち歩かない人も多いから、もうあんな光景はないんだろうなあと思っています。
いや、今これを書いてて思ったんですが、形を変えて別の何かが落ちてたりするんでしょうか…?
最後に街クリ的な話を少しだけすると、「谷」という言葉が入っているように、渋谷はすり鉢のように低いところと高いところに分かれていました。
学校は比較的高い場所にあったのですが、大雨が降ったりすると、学校前の道が川のようになることもしばしば。
「これも修行ってことかー」と笑いながら靴を濡らして駅まで歩いたのも、今思えば楽しい思い出です。
そういう作りなので、比較的高台の方にマンションや戸建てがありました。
意外とあるんですよね、渋谷みたいなところでも普通のマンションや戸建住宅って。
大都会から一本入った場所に同級生の家があったときは、さすがに言葉を失いましたが…笑
もし渋谷に行く機会があれば、ビルと住宅街の境がどの辺にあるか、是非探してみてください。
え?ここから???みたいな、不思議な感覚を味わえると思います。
ただし、細すぎる道は通らない方が賢明です。
あそこは恐ろしくもある街なので。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
みなさんのアナザースカイも楽しみにしています。