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焼き物の歴史

こんちには。佐賀県在住のBです。
初めてのブログ投稿です。

ブログテーマ「歴史上の人物」ということで、
佐賀県にまつわる「焼き物」の歴史のお話をしたいと思います。

皆さんは焼き物は好きですか?

佐賀県にはたくさんの焼き物の里があります。
日本の磁器発祥の地「有田」をはじめ、
「唐津、伊万里、嬉野、武雄」などがあります。

そのひとつ、伊万里市大川内にある
「鍋島焼(なべしまやき)」はご存知でしょうか?

~「鍋島焼」とは~
江戸時代、鍋島藩(佐賀藩の別名)の御用窯が置かれ、
将軍家や諸大名への献上品、贈答品としてつくられた焼き物です。

~「鍋島焼」が確立した歴史~
佐賀県藩主の「鍋島直茂」が朝鮮出従したのち、
1594年に多数の朝鮮人とともに帰還しました。
その中に優れた技術をもつ「李參平」という陶工がいました。
日本での磁器の原点は、「李參平」と彼の一族によって作られたそうです。
佐賀県を発祥の地とし、「鍋島焼」を始め様々な焼き物の様式が確立しました。

「鍋島焼」は、献上品としての品格、風格を保つため、
多くの決まりごとがあり量産が難しい焼き物です。
現在は、後継者の方々によって一般に流通しやすい価格帯で技法やデザインを
分かりやすく伝えながら、受け継がれています。

私も先日、伊万里市の大川内へ観光に行きました。
作家さんによって個性を感じ、見るだけでも楽しい時間でした。

身近に窯元があり、購入できる環境は贅沢だなぁと実感します。
かわいいお皿で食べるご飯はよりおいしいですよね(^-^)
皆さんもこの機会に芸術の秋、食欲の秋を感じられる焼き物に触れてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。