■以前の職業は何ですか？

東京で開発系の不動産会社の設計部や、設計事務所に勤めていました。新築の高級マンションをいくつか担当させていただいた際に、日本の上質な空間文化を学びたいと思い、休日に通信制の大学で日本文化を学びました。
その後会社勤めを辞めて京都に移住し、現在は大学の非常勤講師をしながら、大学院で学んでいます。

■どうしてテレワークという働き方を選んだのですか？

週5勤務の正社員では、どうしても大学院に通う時間や研究する時間がとれませんし、不定期な大学講師の仕事もできません。
街クリエイションの働き方は、時間を確保すればパソコンひとつで作業ができます。授業との折り合いをつけながら、人生で本当にやりたいことに対して時間を優先できるというのが、私にとっては一番の魅力でした。

■テレワークを始めて、どうライフスタイルが変わりましたか？

通学以外にも、研究対象である日本庭園や遺跡をよく巡り歩くことがあるのですが、それらに使う時間の計画をしっかりと立て、仕事の時間を確保するようになりました。また自宅での仕事は外食費が抑えられ、何よりリラックスして業務を遂行できます。同居するパートナーとの時間が増えたことも嬉しいです。

■やりがいは？

不動産物件の撮影手配にかかわる業務を担当させていただいているのですが、納品した写真にご満足頂けた時はとても嬉しいです。カメラマンや関係スタッフみんなで喜びを共有しています。「街クリさんが撮影した写真を掲載すると問い合わせが増えるから、またお願いします」と言われることもあります。

■これからの夢（実現したい事・叶えたい事）を教えてください。

まずは博士号取得を目標にしています。日本庭園を研究対象にしているのですが、研究成果を後世に残すことが人生の目標です。大学講師としても、日本の空間文化についてできるだけ多くの人にお伝えしていけたらと思います。