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恩人のママ友

こんにちは。北海道在住のGです。

今回は私の中の『思わず心が動いた、忘れられない“神対応”の瞬間』について、お話しさせていただきます。

数年前、まだ夫の会社の社宅に住んでいた頃、当時息子は2歳、娘は生後3か月でした。

差し迫った転勤に向けて引っ越しの準備をしながら、2人の子どものお世話に追われていました。

産後で自分自身の体調も万全ではない中、娘が風邪を引いてしまい、

さらに夫は仕事が忙しく、なかなか帰ってこられない状況…。

コロナ禍で、周りに気軽に助けを求めることもできませんでした。

何もかもが重なって、精神的にもかなり追い詰められていたある日

突然インターホンが鳴り、出てみると社宅で暮らしていたママ友でした。

といっても、普段から親しくしていたわけではありません。

すれ違ったときに挨拶をするくらいの、いわば「顔見知り」の幼稚園ママです。

そんなママ友が、

「もし○○さんが気にしないなら、赤ちゃん、抱っこしててもいいですか?」

と、言ってくださいました。おそらく、子どもたちの泣き声や私の怒る声がドア越しに漏れていて

心配してくれていたのだと思います。

私の性格上、普段なら「大丈夫です」「お気持ちだけで」と遠慮してしまうところですが、そのときばかりは、思い切ってお願いすることにしました。

赤ちゃんを抱っこしてもらっている間、私は久しぶりにひとりの大人とゆっくり話をしました。

子育ての悩みや愚痴。

引っ越しの大変さ。

そして、誰かに話すほどでもないような、なんでもない自分の話。

そんな話をただ聞いてもらいました。

それだけのことなのに、心も体も本当に救われたような気持ちになったのです。

きっと彼女にとっては、ほんの少し手を貸しただけだったのかもしれません。

でも、あのときの私にとっては、その「ほんの少し」が、とても大きな救いでした。

困っている人が「助けて」と言う前に、相手が受け取りやすい形で差し出してくれた優しさ。

これが、私の忘れられない“神対応”です。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。