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たくさんの思い出と家族が眠る地

お久しぶりです!
街クリワーカーの加奈です。

こちら札幌は雪が降り、今朝は玄関先もすっかり雪化粧となりました。

 

子ども達は朝からすごく喜んでいましたが、私は…。

まだまだ雪かきの時期は来て欲しくなーーーーい💦💦

(小2の息子。今朝雪遊びしながら登校したのか、いつもより20分も近く遅く遅刻ギリギリに到着した模様…😨)

 

 

 

 

皆さんの故郷のブログ、心がほっこりとしますね❤️

そして、海外を含みあちこち転々としている方の多さにびっくりしています。

 

私は、社会人2年目で初めて一人暮らしをするまで、生まれた地でずっと過ごしていました。

そのため、地元の友達との繋がりは深く、ほぼ家族同然。

 

特に小学校から仲良くしている男女8人の友達は、もうかれこれ30年以上前から知っている間柄。

 

いつだかのブログにも書いたことがありますが、いいところも悪いところも全て受け入れてくれ、時には叱ってくれる、

「私」の人格形成に多大なる影響を与えたと言っても過言ではないほどの友人もいます。

 

 

そんな大切な友人達との思い出とともに、故郷に眠っているのは家族です。

 

私が9歳、妹が5歳の時に病気で母を亡くし、そこからは父と祖母に育てて貰いました。

 

今でこそ参観日にお父さんが来るのはごく普通のことですが、当時はお母さんだらけの参観日に、私だけ父が来るのがとてつもなく恥ずかしくて。

クラス替えをすると事情を知らないクラスメイトも増え、なんでお母さんが来ないのかということを説明しなければならなくて。

 

哀れんだ目で可哀想と言われたくなくて「お母さん、死んだんだよねーー!」って明るく言っていた日を思い出します。

 

 

ほとんど煮物しか作っていなかったおばあちゃんが、それを機にカレーやシチューを作ってくれるようになったり、お父さんは平日の行事の度に仕事を休まなければならなかったり。

 

その有り難さに気付いたのは、私が子どもを生んで親になってからでした。

 

もっと感謝を伝えなければ…と思っていましたが、その祖母と父も高齢や病気で他界してしまい、伝えられぬまま。

 

 

母方の祖父母も亡くなっており、気付けば私と妹のふたりっきりになってしまいました。

 

 

 

私には母の記憶は僅かながらありますが、声は覚えていません。妹は全く記憶が無いそうです。

幼心へのショックはあまりに大きく、在りし日の母の姿を見たくなくて家庭用ビデオも見ぬまま時が経ち、DVD化しなければ見れなくなってしまいました。

 

私の子どもも、今8歳と5歳。

 

今私に何か万が一のことがあったら、子ども達の記憶には残らないのか…と思うと、もっともっと健康に気遣って長生きしなければと。

 

また、親に感謝を伝えたくても、存在しなくなってしまえばそれで終わり。まだまだ元気だから…と思わず、伝えられるときにしっかりと伝えることが大事だと。

 

 

来春には生まれ育った家を取り壊し、売却する予定。

故郷に帰るのも、お墓参りくらいになっちゃうかな。

 

 

いつもわりと明るめの話題のブログを投稿していたのですが、今回はしんみりしちゃいました🤪

 

長々とお読みいただきありがとうございました。コロナ禍の今、みなさんにも改めて考えていただける機会になるといいなぁ🤔

 

では、また!