2022年4月1日
こんにちは。関西在住のTです。
今日から新年度ですね。
まっさらな手帳に、あれやこれやと、経験したおもしろいこと(失敗も含む)を
書ける一年にしたいと思います^^
ブログテーマは「春」。
3月初め、梅の花がちらちらぽってり咲く頃に、
毎年、母から「いかなごのくぎ煮」が届きます。
この、いかなご便が、私にとって春の訪れのサインです。
全国的にも有名になっていますが、簡単に紹介を…。
いかなごのくぎ煮とは、生のシンコを醤油・みりん・ざらめ・ショウガなどで煮詰めた、保存食です。
炊き上がりが、折れた釘に似ていることから、名づけられたそうです。釘を煮込むわけではありません^^
兵庫県の瀬戸内海沿岸地域の郷土料理のため、一部の兵庫県民が、家庭で調理し楽しみます。
おにぎりや卵焼きの中に入れるなど、忙しい日々の食卓を助けてくれるありがたい存在です。
あ!お酒のアテにも最高です^^
今年も母は、生のシンコを10キロ購入し、炊き上げました。
化粧を落とし、毛髪が落ちないようにシャワーキャップをかぶって、衛生面に気を付けながら行うその姿からは、
なかなかの気合が感じられます^^
母の場合は、ショウガ入りの他に、レモン入り、クルミ入り、柚子入り、などをそれぞれ作ります。
私は、レモン入りがお気に入りです。
出来上がったら、親戚や友人に、一言添えて、郵送。
郵送後は、送った相手から、お礼の電話があるそうです。
相手の喜んでいる声をききながら、おしゃべりするのが幸せで、また来年も作るぞ!と、いうモチベーションに繋がるようです。
母にとって大切な年中行事になっています。
まだまだ、もらう側でいるつもりですが…
いつか、わたしもシャワーキャップをかぶりながら、作る日が来るのかなぁ~。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!