

2026年9月26日
こんにちは。兵庫県在住のIです。久しぶりのブログ、宜しくお願いします。
今回のブログテーマ、「この一言で救われた 人生で一番印象に残っている接客」を初めて見たときに1つのお店の思い出が浮かびました。
その思い出について書かせていただこうと思います。
数年前、私が街クリでお仕事を始めさせていただいてすぐの頃に、実家の両親がほぼ同時に病気が発覚しました。
父は急速に体調が悪化し、父の介護を一人でしていた母も入院・手術が必要になり、兄弟のいない私は主人や娘の協力の元、両親の元へ通う生活がスタートしました。
それまでのんきに生活していて、嫁いでからも実家の両親に甘えてしまっていた私には体力よりも精神的に辛いなと感じる日々でした。
そんな日々の中、いつものように母が入院する病院へ行った帰り、病院の目の前にある、古くからあるけれど伺ったことのなかった和菓子屋さんに寄ってみようと思いました。
それは甘いものを普段ほとんど食べない私には珍しいことで、今思えばあまりにも疲れていて甘いものが食べたくなったのかもしれません。
中に入ると高齢の女性がお1人店頭にいらっしゃり、おはぎや水菓子がありました。
父は食べられないので、おはぎを私のためだけに1つだけいただくのもなんだか申し訳ないな、何個か買うしかないかな、などと思っていたら、こちらで食べていただけますよ、と教えてくださいました。
お店の片隅に2人くらいが腰かけられるスペースがあり、そこで私は購入したおはぎと出してくださったほうじ茶をいただきました。
病院が目の前で行院帰りに寄られる方が多いのか、「お見舞いですか?」と聞いてくださったので、私はおはぎをいただきながらその時の自分をことを少しだけお話させていただきました。
初めて会った方にかなりプライベートなことを話したことが不思議ですが、その時の私はいっぱいいっぱいで、話を聞いていただきたかったのだと思います。聞いていただけて本当に気持ちが楽になりました。
そして帰り際に「病院がすぐ近くなので色々な方がうちに来てくださいます。ホッとしにまた来てくださいね。」というお言葉も掛けてくださいました。
父はしばらくして亡くなってしまいましたが、母の手術はうまくいき今は定期的に通院しています。月に1回、母の通院に付き添うときは和菓子を一緒買って帰ったり、店頭でいただいたりしています。このお店で購入するおはぎは私にとって特別です。
あの時はお店の方が寄り添ってくださったように感じ、心がとても軽くなりました。心から感謝しています。
どんな形で訪れるか分かりませんが、私の前に辛いな、しんどいなと感じている方が現れたときに、そっと寄り添える人に私もなりたいな、と思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。