ブログ

ブログ

ピクニックと落語

こんにちは。

街クリワーカーを始めてもうすぐ1年、大阪在住のFです。

春といえば、私にとっては「ピクニック」です。

外で食べるごはんは特別おいしいですよね。

住んでいるところが川沿いなので、だだっ広い堤防や、桜並木沿いに行きます。

いつも持っていくのはサンドイッチで、お気に入りのレシピは「きゅうりとクリームチーズ」です。

あたたかい紅茶とよく合います。

 

 

もうひとつ、これはちょっと人によると思うのですが、春といえば「落語」のイメージがあります。

少し前までは、落語というと四谷怪談のような夏のイメージでした。

けれども、大学で落語家の方が来てくださる授業があり、その中で「三味線の効果」についての講義があったんです。

冬の場面なら、三味線は小さくゆっくり、ぽろん、ぽろろん、と雪を表現する。

落語家さんは肩を縮めて「あー、寒、寒」と言います。

その瞬間、左右に家屋の塀や門が並ぶ雪道を歩く様子が目に浮かびました。

 

 

春は賑やかな街道、暖かくなって人々が動き出す季節、少し強い風に舞う桜を三味線が表現します。

落語家さんはスキップするようなノリノリの調子で、お団子を食べながら歩きます。

 

 

このギャップに心を奪われて、それ以来、春は落語というイメージです。

そのとき来てくださった落語家の方が桂春團治さんという名前だったのもあるかもしれません。

この前、友人とはじめて寄席に行きました。

まだまだ落語は初心者で、知らない楽しみ方がたくさんあると思うので、のんびりと聴いていきたいなあと思います。

 

桜も葉桜になって、5月が近づいてきましたね。

暑くなっていく頃もワクワクしますね。

最後までお読みくださりありがとうございました。