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母から譲り受けた「すずらん」

こんにちは!東京都在住のTです。

ブログを投稿させていただくのも2回目となりました。

今回は「春がきた!!」と喜びと安堵が同時にきた話をさせていただければと思います。

 

昨年の5月、母から「お庭のすずらんの苗を持ち帰って育ててほしい」と言われました。

 

聞けば、そのすずらんは、母が若い頃に実家のお庭から持ち帰ったもので、それから40年近く大切に育ててきたとのこと。

祖母が大切に育てていたものを娘(母)が譲り受け、さらにそれを孫(私)が譲り受ける・・・素敵!そして責任重大!!!

しかも実家では、私の部屋のあった1階北側の全く日の当たらない小さな小さなお庭に植わっていたものだったのです。

庇が大きく張り出し、かつ通りに面しているため塀も高く、一年通して薄暗い部屋でしたが、春になると力強く芽をにょきにょきと出し、白くて可愛らしい花をつけるすずらんが大好きで、すずらんの咲く季節だけは自分の部屋がお気に入りだったのを思い出します。

 

 あんな悪条件のなかでも元気に育ってたしなぁ・・・

ということで、我が家の花壇の中でこれまで何も育たず放置気味だった隅っこを定位置としました。

 

時は過ぎ、冬になると葉は全て枯れ果て、跡形もなくなりました。

「春になれば芽が出てくる」

ずっと見てきたので頭ではわかっているのですが、土だけになった花壇を見ては「本当に大丈夫だろうか」「絶やしてしまったらどうしよう」という気持ちがどんどん膨らみ、また家族も「もうダメなんじゃない?」なんて言ってくる始末。それほどに、以前のような「ただの土の場所」に戻っていました。

 

しかし、4月のある日、ふと花壇をみるとなんとなく緑のものが・・・!

掘り起こして確認したい気持ちを抑えじっと見守ること数日、ついに芽を出しました!

この日をどれだけ心待ちにしていたか()

「ばーちゃん、芽が出たよ!!」とひとりで叫びました()

そして母にはLINEで即報告!

それからは実家のお庭の頃と同じように、にょきにょきと芽を出し、空に向かってぐんぐん伸びています。

5月には可愛らしい花を咲かせてくれることでしょう。

 

これから絶やさぬよう大切に育てて、娘たちが将来独立する際にはこのすずらんを持たせたい。そんなちょっとした夢もできました。

 

ちょうど街クリのお仕事をしている席からも見えるということに、このブログを書きながら気が付きました☆

 

最後までお読みいただきありがとうございました!