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故郷と今を結ぶ「歴史」

こんにちは。奈良在住のRです。

 

今回のテーマは「街」。皆さんはどんなことを書かれるのかなと楽しみに読ませていただいてきましたが、やはり生まれ育った/今住んでいる街について書かれる方が多かったですね。普段お顔の見えないワーカー仲間に少し近づいた気がして、嬉しくなりました。

 

現在の住まいは奈良ですが、生まれ育ったのは静岡・伊豆。現在放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に登場する北条氏ゆかりの地が、私の育った町です。

元々大河ドラマが好きで長年見続けていますが、今年は特にウキウキワクワクしながら見ています。頼朝旗揚げの直前、八重が対岸の北条館に矢文を打ち込むシーンや、宗時最期のシーンは、子どもの頃よく遊んだ狩野川が懐かしく、胸アツでした!

弥生時代から江戸末期まで、歴史ネタには事欠かない町に育ち、歴史小説は寝食投げ出してでも最後まで読み切りたい人間に育ちました。自分の専門分野よりも歴史書の方がスラスラ読み切れるので、歴史専攻に進まなかったことは人生最大の後悔です……

 

今、ご縁あって古都・奈良に住むことになり、1300年の歴史に簡単に触れることができる毎日を送っています。この土地にあっさり馴染むことができたのは、「歴史」という故郷との共通項があったからのような気もします。

 

さて、『鎌倉殿の13人』。先日再登場した、相島一之さん演じる運慶が、義時に「悪い顔になった」というシーンがあったのですが、その「悪い顔」が現存する運慶作品のどれかのモデルに、という設定になっていたりしないかな?と妄想中です。年代的には東大寺南大門の金剛力士像や興福寺北円堂の諸仏が有名どころでしょうか。そんなところにもワクワクしながら、最後まで物語を見届けたいと思っています。

 

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。