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母からの「いかなごのくぎ煮」

こんにちは。関西在住のTです。

今日から新年度ですね。

まっさらな手帳に、あれやこれやと、経験したおもしろいこと(失敗も含む)を

書ける一年にしたいと思います^^

 

ブログテーマは「春」。

3月初め、梅の花がちらちらぽってり咲く頃に、

毎年、母から「いかなごのくぎ煮」が届きます。

この、いかなご便が、私にとって春の訪れのサインです。

 

全国的にも有名になっていますが、簡単に紹介を…。

いかなごのくぎ煮とは、生のシンコを醤油・みりん・ざらめ・ショウガなどで煮詰めた、保存食です。

炊き上がりが、折れた釘に似ていることから、名づけられたそうです。釘を煮込むわけではありません^^

兵庫県の瀬戸内海沿岸地域の郷土料理のため、一部の兵庫県民が、家庭で調理し楽しみます。

おにぎりや卵焼きの中に入れるなど、忙しい日々の食卓を助けてくれるありがたい存在です。

あ!お酒のアテにも最高です^^

 

今年も母は、生のシンコを10キロ購入し、炊き上げました。

化粧を落とし、毛髪が落ちないようにシャワーキャップをかぶって、衛生面に気を付けながら行うその姿からは、

なかなかの気合が感じられます^^

母の場合は、ショウガ入りの他に、レモン入り、クルミ入り、柚子入り、などをそれぞれ作ります。

私は、レモン入りがお気に入りです。

 

出来上がったら、親戚や友人に、一言添えて、郵送。

郵送後は、送った相手から、お礼の電話があるそうです。

相手の喜んでいる声をききながら、おしゃべりするのが幸せで、また来年も作るぞ!と、いうモチベーションに繋がるようです。

母にとって大切な年中行事になっています。

 

まだまだ、もらう側でいるつもりですが…

いつか、わたしもシャワーキャップをかぶりながら、作る日が来るのかなぁ~。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました!