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色々な普通

こんにちは。最近キャロットケーキにはまっているSです。

 

私は今住んでいる千葉県から遠く、北海道の中心あたりで生まれ育ちました。

 

自宅近くのいわゆる普通の公立小学校に通っていたのですが、
私の小学校生活って実はあんまり普通じゃなかったのかも!?と最近思ったりしています。

 

例えばランドセル。
私の通っていた小学校では、誰も背負っていませんでした。
みんな遠足で使うような普通のリュックを使っており、
持ち物の量や好みの変化に合わせ、卒業までに何度か買い替えて使うのが当たり前でした。

 

他にも、通学帽子はもちろん、体操服もなし。
そして上履きは色も形も自由。
さらに日々の宿題は一切なく、夏休みなど長期のお休みでさえも
「なにか工作を作ってくる」程度のゆる〜い宿題が1つだけだったと記憶しています。

 

ですから当時は、アニメやドラマに出てくる小学生に全く親近感がわきませんでした。
宿題やらなくちゃ〜!と言いながらランドセルを揺らして走っている姿。
それは子どもの頃の私にとって、お話の中でしか見たことのない光景だったのです。

 

さて。
時は流れ、千葉県で子育てをする母親となった今。

 

私の子どもたちは、当たり前にランドセルを背負い、黄色い通学帽子を身につけ学校に通っています。
体操服もあり、上履きは白のバレーシューズ。
そして毎日毎日宿題があります。

 

こちらに来て初めて登校する小学生を見た時、
ちびまる子ちゃんの登校風景って実在するんだなあとしみじみ思ったものです。

 

このブログを読んでいる方の中には、ご自身が通った学校にお子さんも通っているという方もいらっしゃると思います。
そのような場合でも、自分が子どもの頃にはなかった新しい習慣やルールができていたり、
IT技術が発達した中で育つ、今の子供たちが持つ「普通」の感覚に
驚いたり戸惑ったりする場面がきっとあるのではないでしょうか。

 

時や場所が変われば、いろいろな普通がありますね。

 

自分の思う普通は、広い世界の中では実は当たり前ではないのかもしれない。
この感覚はいつも大切にしていたいなと、小学校生活を振り返り、思うのでした。

 

さてさて卒業シーズンですね。
ご卒業を迎えるみなさま、ご家族のみなさま、ご卒業おめでとうございます🌸