テーマが「歌」ということで、音楽について書きたいと思います。

私が社会人になって7年間働いた仕事は音響の仕事でした。

アーティストと共にツアーを周り、専属の音響チームとして全国を転々としながら、スーピーカーの設営・マイクなどの音響機材管理などを行います。

その中でも私が主に行っていたのは「モニターエンジニア」と言い、お客様が聴く音ではなく、アーティストが演奏しやすいようにアーティストが聴く音をミックスする仕事でした。

メンバーそれぞれが100％のパフォーマンスを発揮できるようにサポートすることが、お客様にいい音を届けるきっかけになります。

仕事をする中で、どんなライブでも一番感動するのはオープニングの瞬間でした。

暗転した時のお客様の盛り上がりと、アーティストとスタッフの気合い入れで会場が一体になる空気感は、今でもはっきりと覚えています。

私が退社した後にコロナが流行し、人が集まるイベントやライブは全て中止を余儀なくされました。

今では、ガイドラインがあるものの賑わいを取り戻してきています。

年末に向け、紅白をはじめとし音楽番組が増えてきたのをみると、どんな時でも音楽や歌は世の中には欠かせないエンターテイメントなのだと実感します。

私は音楽業界からは離れましたが

アーティストが音楽や歌を発信し、そこに多くの方が携わり

誰かの人生の支えになる事を願っています。