2022年6月17日
初めてブログを担当させていただきます。広島県在住のMと申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
今回のテーマは「SNS」ということで、SNSの今昔について考えてみました。
私の実家は信じられないほど田舎でして、
「海と山が見える」(海と山しか見えない)
「最寄り駅までは徒歩80分!」
「スーパーまで徒歩45分!小学校まで徒歩30分!」
「陽当たり・通風良好過ぎる10LDKの住まい、築200年!」
というような家でした。
ネット回線も通っていなかったので、外部との連絡手段はもっぱら手紙か電話です。
私は手紙が大好きで、郵便屋さんのバイクの音がすると玄関前まで走って行って、誰からどんな手紙が届いているかをすぐに確認していました。あの時のワクワク感は不思議と今でもよくよく覚えています。
そんな田舎でも高校生になる頃には少しだけ電波が入るようになって(キッチンの窓際に行ってようやくメールが送れる)、携帯電話を使うようになりました。
携帯を持ち始めた頃は簡単に友達とコミュニケーションが取れることにいたく感動して、片時も携帯を手放しませんでした。メールの返信があると嬉しくて、すぐに返信して、また返ってくると返信してを深夜まで繰り返しました。こんなすごいものを人類が発明したなんて!驚きとワクワクの毎日です。
ですがそのうち、そんな日常も当たり前になりました。
何度か引っ越しをしたりしながら電波がバリバリ通った地域に住むようになって、いつの間にか携帯がスマホに変わりました。
今ではデータ通信量無制限プラン×Wi-Fiで快適な電波バリバリライフを送っています。深夜にYouTubeやTwitterやInstagramなんかを見ながらダラダラ過ごすことも大好きな現代っ子に成長しました。今では手紙を書くことはほとんどありませんし、たまに手書きで長文を書こうとすると、何度も、漢字どんなんだったっけ問題にぶつかり、すぐにスマホに頼る始末です。
大人になった今では、SNSに煩わしさや面倒くささを感じてしまうことも増えてきました。SNSはしょっちゅう暗いニュースや憤りを覚えるような投稿を、見たくなくとも見せてきます。ついついニュースの詳細を読んで落ち込んだり、真偽の疑わしい投稿などを見ると悶々としたり、、多すぎる情報に辟易とすることがあります。
そんな時にふと、子供時代の手紙のやりとりを思い出します。あの頃は情報なんてほとんど入ってこなかったけれど、大事な友達や家族とのコミュニケーションが取れるだけで毎日とってもワクワクしていたなぁと。
今は4歳の娘もそのうちスマホを持つようになると思います。(今も気を抜くとすぐに勝手に奪ってカメラロールを自撮りだらけにしてます)
スマホを持つことで、SNSについて悩んだり、黒歴史になるような投稿をしてしまうこともあるのかもしれないなと思うとたまに心配になります。
でもSNSの根本は、あの頃の手紙と変わりはないと、ただ少し便利なかたちになっただけだと私は思います。人を励ましたり、勇気づけたり、助けたり、ワクワクさせてくれるようなツールでもあると思っています。
自分の娘にスマホを持たせる時がきたら、SNSは使い方しだいで最高のツールになる、使い方が大事なんだ、ということを教えていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。