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「欲」こそ学びの資本なり

こんにちは。
名古屋からお届けしてます。

学校…ついこないだと思えるのですが、とんでもなく多くの時が流れました。
浮かぶ思い出は色々とありますが、私自身、自分の意思で学ぶことの楽しさや大切さを考える機会となった時のお話を。

 

学生時代、夏休みを利用して、エジンバラ大学(スコットランド)で短期間の語学留学を経験しました。
私は、最も低いレベルのクラスです。

授業スタイルは、日本の授業のような、一方通行で講義を受けるというものは、ほとんどありません。
シャイな日本人向けでしょうか、とにかく自分の考えをアウトプットする力を養わせるようなカリキュラムでした。
宿題も、屋外へ出て、実際にインタビューしてくることが課されたり、街の中を歩かないと答えが見出せないクイズが出たり、とにかく自ら行動しないと何も始まりません。

 

「自分の殻を破る」

 

そんな機会が与えられたのです。

知らない土地、見知らぬ人、しかも外国人に話しかけるなんてドキドキの極みでした。
何より度胸が鍛えられます。度胸がつくと、英語力の無さを恥じて話さずにいることよりも、何とか伝えようとチャレンジする行動力に自信が付いてきます。
話しかけることに恥じらいが無くなると、今度は、ちゃんと聞き取りたい、もっとスマートに伝えたいし、楽しみたい、という「欲」に変わります。

 

「学ぶってコレだわ」

 

そう思えた瞬間でした。

この欲こそ、理想の学びスタイルだと思っています。

そんな熱い気持ちがあったこと、ここに書くことで、少し思い出すことができました。
すっかり日々の生活の中に埋もれ、視野が狭くなっていましたが、どこか懐かしい春風が吹いたような…

 

春ですね。
何かを始めてみようかな。