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大切な人。

2月があまりにも忙しくて、泣きそうだった律です。

私は、日ごろ不動産会社で働いておりまして。おかげ様で家の販売が好調で、となると、お客様とのご契約や広告内容を変更したりとにかくやることがいっぱいで、、、最高記録は夜中1時に会社を出たことも。巷では、働き方改革とか言ってますが、そんな言葉が出せるのはまだ大企業だけです。私も街クリさんに業務を委託したいのですが、残念ながらその余力が会社にないですね。なのに、ほかの会社様のために、街クリで仕事をしている今日この頃です♪

 

今回はお友達とのお話ということで。

私、友達かなり少ないです。もともと一人っ子で、一人でなんでもやるのに慣れているのもあるのかも。会社の休みが平日なので、時間が合わないのもあります。ただ、高校一年生で出会った友人とは、大学も一緒、社会人になってもイベントのたびにご飯食べて、結婚しても、ずーっと仲良くしてきました。消極的だけど気が大きい私と、積極的だけど気が小さい彼女。正反対だからこそ気が合ったのかもしれません。

そんな彼女が乳がんになったのが5年前。突然の告白に、現実とは思えなくて、茫然としました。詳細聞くのが怖かったんですが、そのときかなり進行していたようです。しかも、それを聞いたのは、私が別の病気で手術が決まり、以前入院体験のあった彼女にアドバイスをもらおうと病院から電話したら、実は彼女も入院していると。がんだと・・・。私はそのまま病院に直行しました。

手術をして、抗がん剤やリハビリをして、半年くらい入院生活になった彼女に何をしてあげたらいいのかわからなかったけど、ただ私が不安で不安で毎週会いに行ってた気がします。今思えば、自分のためのお見舞いで、迷惑だったかもしれません。

その後、退院した彼女は、すぐに仕事に復帰しました。元々やり手のキャリアウーマンだったので、会社が待っていたんです。その後は営業から内勤勤務に移動しましたが、とっても楽しそうでした。抗がん剤治療は大変だけど、でも元気になってよかったとしょっちゅう遊んでました。

3年前のお盆休み。久しぶりにランチに行きました。抗がん剤のせいで、髪の毛がベリーショートになって、でもおしゃれを楽しんでいた彼女。その1か月前にはハワイに行って、お土産ももらってしまいました。イキイキした彼女はまぶしかった。いつもと変わらない2人でした。

でも、その1週間後、体調を崩した彼女は病院に運ばれ、その1か月後亡くなりました。お見舞いに行く度に弱っていき、がんが脳に転移して受け答えも鈍くなり、遠方の友人がお見舞いにくるというので、私も一緒に行こうとしていた前日ことでした。みんなに会える日がお葬式になるなんて、気遣いのある彼女の最後のやさしさだったのかもしれません。

もう2度と彼女のような友人はできないし、年とってもずっと一緒にいるもんだと思っていた人がいなくなるって、ココロにぽっかり穴があくってこういう気持ちなんだと思いました。

 

重たい話でごめんなさい。

ただ、友達に会ってたわいのない話をすることは、決して当たり前ではないことなんですよ。そして、健康であることも、当たり前ではないんです。

会社でも定期健診を「めんどくさい」といって受けない同僚がいますが、そんな人を見ると悲しくなります。なんで自分から健康でい続けるチャンスを放棄するんだろうって。

大切な人たちとの時間を大切にするためにも、自分が健康でいることって、とても大切です。

お願いですから、みなさんも時間がないとか言わずに、検診を受けたり、調子がわるくなったらすぐに病院にいったり、自分のために、友人のために、家族のために行動してください。

コロナウイルスで大変な時期、そんなことを想う今日この頃です。