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その土地ならではの不動産

京都府在住のKと申します!

ブログが回ってくるスピードが遅くなると、

まだ街クリで働き始めて長くない私でも、

それだけ一緒に働いている方が増えたのだなあと嬉しく思います。

たくさんの仲間が増えると心強い限りです!

これからもよろしくお願いいたします!

 

さて、今回のテーマは「不動産」ということですが、

私は学生時代2年間の一人暮らしを除けば、生まれも育ちもほぼ京都の人間です。

そんな私にとっては京都の街並みが人生のほぼ全てになるわけですが、

両親が九州地方出身のため、親族は結構な割合で九州の方になり、

祖父の家も「どげんかせんといかん!」な場所にあります。

 

小学生の夏休みなんかは祖父の家に数週間泊まらせてもらい、

普段とは全く違う生活をするのが楽しみで仕方ありませんでした。

そして、当時はあまり気にしていなかったのですが、

京都で宮崎では家の造りや構造が全然違うのです!

 

具体的にどこが違うのかと言えば、

まず敷地や庭の広さ、そして玄関や居室の造りも違います。

また、地価や分譲する際の事情、さらには地域性も相まって、

宮崎では開放的な印象のお家がとても多かったです。

 

そして、最大の違いは音対策!

祖父の家は飛行場に比較的近かったため、

年がら年中飛行機の音が聞こえる家でした。

それでも屋外と屋内では音の大きさは段違い。

一度祖父に「どうして家の中では飛行機の音が聞こえにくいの?」

と聞いたところ、一瞬ぽかんとした顔をした後、

「窓を分厚くしてあるんだよ」と教えてくれました。

「京都の家は飛行機の音が聞こえないから、不思議に思うのも無理ない」

と祖母と笑っていたのが強く印象に残っています。

(確かに京都の家では飛行機の音は聞こえないので、

たまにヘリコプターの音がすると音の大きさにびっくりします…。笑)

 

その時に、他の場所はこうなっているよと家中の設備や構造を

これでもかと説明してくれたおかげで、数年行けていない今でも

家の間取りをすぐに書けてしまうほど詳しくなりました。笑

 

また、暑い地方の家だからこそ大きな窓をたくさん配置して、

通風を良くする工夫があると言っていました。

当時は今ほど暑くはありませんでしたが、

それでも7月8月の猛暑の時期に、窓を開けっ放しにするだけで眠れる環境は、

今でもすごく快適だったなあと、たまに思い出します。

 

その他にも、建てた頃はこういう造りが流行っていたという話を聞いたり、

1室だけ洋室にした経緯を聞いたりと、たくさんの話をしました。

 

街クリでお仕事をしていると、昨今の流行りやこういう間取りは便利そう!と思うときがあり、

はたまた自由な注文住宅を見て「どれくらい考えてこの間取りにしたのだろう」と考えてみたり…。

一生に何度もするような買い物ではない分、何を優先するのか、というのは

不動産において大事なポイントになるのだなと改めて思います。

 

今回このブログを書きながら、もっと広い視野と知識を持てば、

その地域で暮らす方たち、その地域で暮らしたいと思っている方たちに

届きやすいお仕事ができるのだなと実感しました。

 

街クリは全国各地に仲間がいるので、

それぞれの地域性や、地域独自の大事なポイントを寄せ集めて、

都道府県別「私の地域で家を建てるならこれが大事!」みたいな

生の声を集めたプレゼン資料を作れたりとかしないかな……?笑

勝手に想像を膨らませてます。笑

 

蛇足ですが、もし京都で家を建てる(物件探しをする)なら、

絶対にチェックしておきたいポイントはこれです!

 

①住む場所の地域性を聞いておく(これだけは絶対に聞いておいた方が良いです)

②塀や門の有無(理由は多々あるのですが、書きにくいのでご興味あれば個別に聞いてください…笑)

③湿気対策(京都は超多湿です)

④ハザードマップや過去の自然災害事例(そこらじゅうに断層があるので必須)

⑤車を使うのであれば近隣の道路状況を事前確認(昔からの道が結構残ってるので狭いところが多いため)

 

①だけは絶対に絶対に絶対に絶対に絶対に!先に聞いておくことをおすすめします!

(隣り合っていても地域性が全然違うなんてところもたくさんあるので……)

 

まだまだ書いておきたいチェックポイントはありますが、この辺にしておきたいと思います!笑

土地柄や地域性によって少しずつ変化のある不動産は面白いですね。

あまり知られていないけど自分の地域ではこれが必須!

なんてものがあれば、こっそり教えてください。笑

 

それでは、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。