2024年4月25日
こんにちは。大阪在住のMです。
今月のテーマ、「思い出に残っている番組」ですが、
私の思い出に残っている番組は、
子供の頃、深夜帯のテレビ大阪で放送されていた「ファッション通信」です。
代わるがわる登場する素敵なドレスや、バックヤードでメイクをしているモデルさんの姿。
そして大内順子さんの語り口調が大好きで、夢中になって見ていたのを覚えています。
今回、このブログを書かせてもらうにあたって、
当時放送されていた、90年代の「ファッション通信」を検索し、見直してみたのですが、
まず、ナレーションがめっちゃ早口。しかもテロップがほぼ出ないので集中して見ないといけません。
さらに、「濃厚なテクニカルな面白み」といった、分かるようで分からないワードが頻出するんです。
正直、ちょっと何を言ってるか分からない。何て難しい番組なんだ!という感想でした。
思えば最近の私は、YouTubeや子供と一緒に見るバラエティ番組など、
短い映像、平たい言葉、誰にでも伝わる言い回しに慣れ過ぎていて、
何にも考えずに映像を流し見ていたのかもしれません。
そして、子供の頃の私は、今よりももっと想像力を働かせて、
分からないことを分かろうとしたり、面白がったりしていたのかなと感じました。
数十年を経て目にした、「ファッション通信」と、それを楽しめていた自分自身から、
「ボーっと生きてんじゃねーよ! 」と叱られたような気がした出来事でした。