2022年3月10日
こんにちは。千葉在住のKです。
なんだか心がざわざわする日が続きますね。
穏やかな日常の大切さを思い知らされます。
さて、テーマは「不動産」。
私にとって不動産は「住居」のイメージがまだまだ強いです。
社会人になってすぐに関東の実家から離れた静岡に移り住み、また関東に戻ったりして、数えきれないほど引っ越しを繰り返しました。
気づけば30代に突入していたある日、
友人と韓国旅行を楽しんでアパートに帰宅すると、ポストに切手も宛名もない封筒が。
差出人も知らない人だし、怪しすぎる…と思いながら開けてみると、
「お知らせ」と書かれたA4の紙。
アパート閉鎖、つまり退去のお願いでした。
しかも期日は私の誕生日(厄年)。
私の人生史上最も悲しい誕生日は半年後に迫っていました。
それから4年ほど経った現在。
当時独身で一人暮らしだった私は、夫と息子と一緒に一戸建で生活しています。
あの手紙が届いた当時お付き合いしていた現夫と同棲することになり、
厄年を迎える前に別の賃貸マンションに引っ越し、(厄払いして)半年後に入籍。
ほどなく妊娠して産休、育休に突入。
夫の会社の住宅補助の縮小が決まり、戸建てを購入してまた引っ越し。
その後私は会社を退職して、現在は街クリでお仕事を頂いています。
あの宛名のない手紙が来た時には目の前が真っ暗になるような感覚でしたが、
振り返るとあの手紙が私の人生を大きく動かしてくれた気がします。
夫とはお付き合いも短かったので、「一緒に住もう」と言われた時は正直こちらが迷ったほどでした笑
衣食住に何かが起こると、その人自身も、周りの人も思わぬ決意ができたりするのかもしれません。
「結婚は勢い」とはよく言ったものだと思います。
新築はきれいだし、戸建ては広くて静かで、自分の家ってサイコー!(ローンだけど)と思いますが、
あの小さな部屋で暮らした一人だけの自由すぎる日々も懐かしく、あれはあれでよかったよなぁ。
と、子どもの声と電車のおもちゃの音が響き渡る中で思い出しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました