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幸せの基準

最近めっきり寒くなり、少し風邪気味の街クリワーカー「のこ」です。

今回のテーマはボランティア。

改めてボランティアということについて考えてみると、恥ずかしながらこの年までボランティア活動というものにはほとんどかかわらずにきたことに気づきました。

そんな私でもふと考えてみると、20年ほど前に友人から誘いを受けて、一度だけ活動に参加したことがありました。

詳しくは覚えていませんが、身体や心に障がいがある方たちと1日楽しく遊ぶという内容だったと思います。

本当に特別なことをしたわけではなく、外でゲームをしたり、花火をしたり、一緒におにぎりを食べたり…朝から夕方までただひたすら一緒に遊んだだけだったように思います。

ですが、その方たちの嘘偽りのない本当に嬉しそうな笑顔は特別なものでした。特に最後の線香花火が終わった後の残念そうな顔は忘れられません。

私には他愛がなく普通であることでも、とてつもない幸せに感じる人もいるということを目の当たりにして、当時些細なことですぐに落ち込んでいた私にとって、いつのまにか高くなりすぎた幸せの基準について見つめ直すきっかけになりました。

私は何かとお金に換算してしまう俗物ですが、お金には換算できない素敵な時間をいただいたように思います。

今回改めてボランティアについて考えたことをきっかけにして、また何かの形でボランティア活動に関わりたいと思います。