2023年4月24日
こんにちは!千葉県在住のTです。
今回のテーマは『本』ですね。
私はジャンルを問わず、本を読むのが好きですが、今日は『本』にまつわるアルバイトの話をしようと思います。
大学の研究生をそろそろ終えるという頃の話ですので、相当前ですが(笑)
それぞれの大学に、図書館がありますよね。
その図書館に、納品される本の話です。
私がお世話になっていた会社では、大学が購入した本を
①検品→②データ作成→③蔵書印やバーコードの貼付→④納品(実際に図書館に並べに行く)
をしていました。私がしていたのは、①と③④です。
①は、和書・洋書があり、本自体が間違っていないか、の確認。たまにリストにない本が来ていたり。
②は、会社にいる敏腕司書さん達が、データを作ってくれます。図書館で調べやすいように。
それで、③ですが
このお仕事が面白いんです。本の装備、という作業になります。
大学ごとに判子が送られてきて、それを指示された場所に押すんです。
だいたい表紙から3~5枚目、題名のあるページに蔵書印を、小口に小口印というのを押します。
稀に角まで上手く押せないときがあったりもするんですが、私、模写?するのが得意なんで(笑)
手描きで直すか、きっちり2度押しで仕上げるか、をしていました。
あと、ナンバリング。場所は大学ごとに違うのですが、ガッチャンガッチャンと鳴る判子があり、それも押します。判子押しが主ですね。
他に装備の仕事と言えば、貸し出しカード(今もあるのかな?)の封筒や、背表紙にバーコードを貼ったり、
背側に番号(何列の何棚とか、よく図書館の本に付いていますよね)を貼ったりします。
④図書館への納品も、その大学まで行かないといけないのですが、学食とかでお昼を食べたり、
その都度楽しみがあって、良いお仕事でした。
かなりの体力仕事ですけどね。数百から数千あるので。大抵、数日かかります。
大学の図書だけでなく、ちょっと有名な作家さんの蔵書を取り扱ったりもしました。
生家に入らせてもらったり、本当に貴重な経験でした。
本は色んな世界に連れて行ってくれるアイテムですよね。
知らないことを教えてくれたり、旅や冒険に出たり、泣いたり笑ったり。
出会った本たちを全部抱えておける広さが無いので、毎年厳選して、お気に入りの本だけを残しています。
今年も、沢山の本と、良い出会いがありますように♪
ではお読みいただきありがとうございました!