こんにちは！街クリワーカーの安です。

今回のテーマは「仕事」ですので、まずは簡単に以前の職場について。
私が大学卒業後に就職先として選んだ会社は、女性が１～２割しかいない男性中心の会社でした。
どちらかと言うと、夕方～夜にかけての時間帯が忙しくなる会社だったので、深夜まで働く時もありました。
朝はフレックス制度を利用しながら、独身時代も結婚後も比較的遅い時間まで仕事をする毎日でした。
外資系の企業で年功序列ではなく成果主義だった事もあり、仕事を頑張った分きちんと評価もしてもらえ、
３０代で管理職になり、忙しいながらも自分に合った仕事に就き、充実した会社生活を送っていました。

そんな時、子供が出来たので、会社を辞めるか育休を取るか選択をしなければならない状況になりました。
当初、子供が産まれたら夕方から作業する事が多い会社で働くのは難しいと感じていた為、会社を辞めようと思っていましたが、
「育休取ってみて、ゆっくり考えたらいいんじゃない？！」とのアドバイスをもらい、まずは育休を取る事に。
育休中、子供と二人の時間は楽しいけれど、このまま家に籠る生活が本当に自分に合っているのか？と考えるようになり、
徐々に復帰を考えるようになりました。そして、認可保育園にも無事入れたので、１年後に仕事復帰。

仕事復帰の際に、今までと同じ外勤で働くか、内勤にするか希望を聞かれたので、保育園のお迎えもあるし定時に帰る為には
内勤しかないと、内勤を希望して内勤で仕事復帰させてもらったのですが、今まで自由に外に出てクライアントに行ったり、
取引先とランチやお茶しながら打合せをしたりしていた自由度の高い外勤とは違い、当たり前ですが内勤はお昼ぐらいしか外にも出られない。
それに加え、考えていた以上に仕事も忙しく、定時までに仕事を終わらせる為にはお昼もきちんと取れない事もありました。

保育園にお迎えに行って、家に帰ってからも食事を作ってお風呂に入れて、子供を早く寝かせないといけないので家に帰ってからもバタバタ。
子供に「早く支度して」「早くご飯食べて」「早く寝なさい」早く早く･･･と言っていた毎日。
ふと、何の為にこんなに毎日早く早く言っているのだろう？と考えるようになり、育休明け３～４年ぐらい働いた後、
思い切って長年勤めた会社を辞め、バタバタ生活から卒業しました。
会社を辞めてからは、娘とも今まで出来なかったゆったりとした時間を一緒に過ごす事ができ、
今までこんなにのんびり生活した事はなかったな～と感じる幸せの日々。

そして、子供が小学校に入り少し時間に余裕も出てきたので、徐々に仕事を始めようかと考えるようになり、
娘に「ママ、そろそろ働こうかな～」と言ってみたりしていたのですが、決まって答えは「ダメ！」。
まぁ、娘に寂しい思いをさせてまで働く必要はないか～と思っていたのですが、ふとしたきっかけで街クリの事を知り、
子供がいない時間に働けるのなら、娘に負担をかける事もないし、いいかも！と応募し、今に至ります。

今は娘が学校に行っている間に仕事を済ませ、学校から帰って来た娘を「おかえり～！」と、以前と変わらずに迎えられる生活。

今、私が「仕事」をする上で重要視している事は、子供や家族を犠牲にしない事。
人それぞれ環境も違い仕事に求めるものも違うとは思いますが、子供が出来ると環境は一変します。
子供が出来ても今までと変わらずフルタイムで働き続けるお母さんは沢山いるし立派だと思いますが、
私は一旦立ち止まり、自分の生活を見つめ直した事で得られたものも大きいと感じています。

今は仕事で適度な緊張感を、生活面では適度な余裕を持ちつつ生活する事が出来ています。
そして、以前勤めていた会社も、最近になって在宅勤務を一部導入するようになったそうです。
街クリの社長は社会の流れを早くから見極めていたんですね。
働き方の変化に伴い、多くの女性が母になっても、今までどおり働き続けられる環境や仕事が今後も増えていくといいですね。

今回は真面目な話になっちゃいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました！