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45歳で終始の学位を取得します

みなさま、こんにちは。
パートナーと京都で2人暮らしをしているSです。

勉強がお題とのことで、僭越ながら40歳過ぎの大学院生のお話をさせていただきます。

 

決して勉強が好きなわけではありません。
資格取得のための勉強や、英語、暗記などは、ことごとく挫折を繰り返してきました。

ただ30半ば頃から日本文化を知りたくなりまして、
働きながら通信制大学に通い、さらに東京から京都に移住しました。

 

それまで建物をつくる仕事をしておりましたが、日本人の生活環境をつくっているのに、
日本の文化を知らないままであることに疑問を覚えたのがきっかけです。

そして働きながら通信制大学に通い、日本文化を学びました。
大学卒業後はきちんと研究がしたくなって、大学院へ行くことを決意。

そのために週5日の正社員勤務をやめ、街クリエイションや派遣といった、
比較的時間が自由になる在宅や時間制の仕事に切り替えました。

 

「大学院へ通う」ためには、

①学費、②生活費、③通う時間の確保、④家族の理解、⑤体力、

といったハードルがありました。

 

なかでも①②③を叶えてくれた、在宅でお仕事ができる街クリエイションには感謝しかありません。
おかげで2年間大学院に通いながら、学費と生活費をなんとか捻出できました。

 

大学院のゼミには、同じく社会人の50代の男性や、70代の女性もいらっしゃいます。
そして20代の学生とともに研究を発表し合い、意見やアドバイスし合います。

自分の発表前は、資料作成と研究の取りまとめに2週間くらい必死です。
発表では先生からご教示をいただき、さらに研究と調査に励み、ひとつの論考に仕上げます。

おかげさまで、昨年秋に刊行された研究誌に、初めて自分の論考が掲載されました。
とても嬉しかったです。

それもこれも、ご指導いただいた先生と協力先のお力添えのおかげなのですが、
やっと研究者のステージに、片足の親指くらいは掛けることができたのではないかと思います。
まだまだ研鑽に励まなければなりません。

 

先日、2年間の集大成である修士論文の提出と、次年度博士課程の願書を提出してきました。
残すは来月2月の口頭諮問です。

3月には晴れて修士の学位取得と、博士の合格発表が叶うことを祈るばかりです。

 

生きて体が動く限り、頑張ってみようと思います。