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離れていても分かち合えるもの

こんにちは。神奈川県在住のSです。

今回のお題は『学校』です。

 

私が小学生の頃は、インターネットは身近なものではなく、今のデジタルネイティブな子ども達に比べたらとんでもなく狭い世界しか知らずに過ごしていたと思います。

中学・高校と地元の学校に通い、専門学校で初めて地元以外の友人ができました。

専門学校には社会人経験のある方もいて、年齢も出身地もばらばら。

でもなぜか「小学校の風景」というのは大体同じでした。

 

・休み時間のドッヂボールの陣地の奪い合い

・掃除をしない男子と先生に告げ口する女子

・黒板消しクリーナーへの異常な憧れ

・給食のフルーツポンチの配分を間違えて、最初に配った子から回収する

などなど、みなさんも一つくらい身に覚えがあるのではないでしょうか。

 

中でも私は同じ替え歌をみんなが知っていることにとても驚きました。

「森とんかつ 泉にんにく あーこんにゃく がれてんぷら」とか

「からす なぜ鳴くの からすの勝手でしょ」とか

「あるひんけつ 森のなかんちょう くまさんにんにく であったんこぶ」とか

インターネットもない時代に、年齢も違う、遠くの場所にいる小学生が同じ替え歌を歌っていたなんて・・・!

まあ、実際には「ブルーシャトー」はちびまる子ちゃんだったり、「カラスの子」はドリフだったり、テレビの影響や、兄弟・親戚などから伝わっていったもので、ロマンのかけらもないんですけど、私はとても感動しました。

 

今、私の身近には小学生がいないので、今の子ども達に何が流行っているのかは分かりませんが、きっと「マッシュルダンス」とか「猫ミーム」とかショート動画でバズってるようなものが流行っているのでしょう。

そしてその流行もあっという間に変わっていって、1ヶ月もすれば「猫ミームとか古っ!」と言われるに違いありません。むしろもう古いかも。

そんなふうに、どんどんと新しいものが生まれては消費されていく時代に少し寂しさを感じていた折、SNSでこんな投稿が話題になっているのを見つけました。

 

『スーパーで小学生が「あかりをつけたら消えちゃった お花をあげたら枯れちゃった 五人囃子は死んじゃった 今日は悲しいお葬式」とひなまつりの替え歌を歌って、母親に怒られていた』

 

今の小学生もその替え歌うたうんだ!!??

 

「ひなまつり」の替え歌なんて私が小学生の頃も歌っていたし、今の時代までずーっと歌われ続けていたんだと思ったら、なんだかちょっと嬉しくなると同時に、小学生が好きなものって根本的には何も変わらないんだなあと安心しました。

 

おわり

 

「学校」というお題からは少し外れてしまったかもしれませんが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。