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~雪~ 日本語の表現の奥深さに触れて

こんにちは!京都在住のMです。

まだまだ夏のように暑い日が多い関西ですが、カレンダーはすでに10月。

時間の移ろいという点では実感が乏しい中、夕暮れの早さを感じてふと空を見上げればひつじ雲が広がり、どこかピンと張った空気を肌で感じる今日この頃。着実に秋の訪れや冬の足音が感じられます。

ブログのお題も変わり、「雪」となりました。「雪の暮らしは大変」とよく伺いますが、私の住まいは京都でも滅多に雪に巡りあうことがない地域。そのせいか、一度雪が積もろうものなら、交通も家族も大混乱…に陥ります。

その点、在宅でお仕事をさせて頂けていることで、インフラになにか影響が出ない限りは通勤などで困ることもなく、大変ありがたさを毎年実感しております。同時に自身の身近なところで季節を感じる事が多く、原稿作成という点からの日本語の表現にできるだけ触れるようにしています。

「雪」にも美しい表現がいくつもあり、美しい結晶の様から生まれた「瑞花(ずいか)」「立花(りっか)」から、夕暮れ時に温かい住まいへの慕情がかきたてられる「暮雪(ぼせつ)」など、同じモノを表す言葉でも、いろいろな奥深く美しい表現があって、ずいぶんと印象が変わります。

様々な住まいには細やかなところにも設計者やそこで時を紡ぐ方の思いが込められており、是非余すところなくお伝えできるように、今後も精進したいですね。